・その姿、まさに狩猟民族の如し
男性陣が女性陣を見て、気に入った子へ一直線に向かう。別に悪いことではない、むしろイベントの趣旨としては非常に正しいのだが、その光景は完全に静かなる狩りであった。
そこに司会の方が「男性は積極的に!」と煽るもんだから、なんとなく女性側は声をかけにくい雰囲気に。
さらに、このパーティは「なるべく多くの人と交流させたい」という運営の意図があるようで、15〜20分おきに強制シャッフルされる仕組みだ。時間が経過する毎に、大量の人が大移動する光景はなかなか独特だった。
男女とも意外と誰とも話せず固まっている人も見えた。あの空気なら確かに石化する。
・本パーティの成果はと言うと……
かく言う私は、7人と会話をし、最終的には6人と連絡先を交換するという結果で着地した。職業は公務員から会社経営者、中には「ホワイトハッカー」なんてあまり聞き馴染みのない職業の方までいた。
この成績が良かったのかは正直よくわからないが、色々な職種の方と交流できたのは素直に楽しかった。
ただ、この方たちと恋愛に繋がるかと言われれば、現時点では首を横に振るだろう。
理由は単純で、ひとりあたり15分の交流時間では、どう頑張っても外面しか見えない。人の本質なんて、そんな短時間では出てこない。
つまり──、今年のクリスマスも、無事にクリぼっちが確定した模様である。
なお、トランプの切れ端は最後まで役に立たなかった。悔しい。
