商業や文化、交通の中枢として多彩な機能が集まる近畿地方。交通網の発達や産業の集積、観光面での強みなどを背景に、大阪市に次ぐ都市として注目される地域も少なくありません。
そこで、ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の60代以上を対象に「近畿地方で大阪市に次ぐ二番手だと思う都市」というテーマでアンケート調査を実施しました。
60代以上から支持を集めたのは、どの都市だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう！
第2位：京都市
第2位に選ばれたのは、得票率32.3％の「京都市」でした。
京都府の南部に位置する京都市は、11の行政区で構成される政令指定都市。五重塔で知られる「東寺（教王護国寺）」や、桜や紅葉の名所としても有名な「清水寺」、金色の輝きが美しい「鹿苑寺（金閣寺）」など、数々の世界文化遺産を有しています。
京都府の府庁所在地であり、高い都市機能を誇っているほか、交通機関も発展していて、大阪や名古屋・東京といった主要都市へのアクセスも良好。高い生活利便性を誇り、観光資源に恵まれているところも支持を集めたのではないでしょうか。
第1位：神戸市
第1位に輝いたのは、得票率43.4％と圧倒的な支持を集めた「神戸市」でした。
兵庫県の南東部に位置する神戸市は、9の行政区で構成される政令指定都市。神戸港を中心に世界の玄関口として日本の近代化をけん引し、明治時代には外国人居留地として発展してきました。兵庫県の県庁所在地で、高い都市機能を備えているほか、瀬戸内海や六甲山をはじめ、豊かな自然環境に恵まれているところも特徴です。
神戸市のランドマークとしても有名な「神戸ポートタワー」や、壮大なパノラマ夜景が楽しめる「六甲ガーデンテラス」、さまざまな動物を身近で観察できる「神戸どうぶつ王国」など観光名所も点在。また、洋菓子やパンのまちとして知られるほか、ブランド牛「神戸ビーフ」などの特産品が楽しめるところも魅力です。
