大人気女優の今田美桜に、CM出演料をめぐるトラブル疑惑が報じられ大騒動を巻き起こしている。
今田といえば、今年はNHK連続テレビ小説『あんぱん』の主演をはじめ、「世界陸上」のアンバサダー、大みそかに放送される『NHK紅白歌合戦』の司会と大活躍の一年だった。そんな今田に関するトラブルを報じたのは、『週刊新潮』と『デイリー新潮』だ。
週刊新潮などの報道によると、大手芸能事務所であるケイダッシュグループの田辺音楽出版が、今田が所属する「コンテンツ・スリー」を相手取り、約3億円にのぼる報酬支払いを求めて今年6月に提訴したという。
しかも、請求は今田が出演したCM料に関わるものだとされ、人気女優を巻き込んだトラブルに発展していることを報道した。
この騒動だが、芸能人を売り出すノウハウを持っていなかった今田の所属事務所が、田辺音楽出版の幹部を頼り、売り込みなどを手助けしてもらったのが発端。マネージメント業務にまつわる契約を2017年に結び、今田のCM出演料の3割を田辺音楽出版に支払うと取り決めがあったが、提携契約の終了などをめぐり金銭トラブルに発展したという。
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トラブル後は週刊誌へのリークが増加
今回のような金銭トラブルは、芸能界では良くあることだと民放関係者が明かす。
「小さな事務所は、テレビ局や映画関係者へのパイプがなく、大手事務所を頼るのは良くあること。また、売り出していたタレントが大ブレイクして、金銭トラブルが起きるのも定番。ただ、そういったトラブルは、基本的に内々で処理されるので、マスコミに報じられることが少ない。今回は訴訟にまで発展し週刊誌に報じられているので、珍しいケースだといえる」
今田は人気女優で来年も大活躍が予想されているが、意外なトラブルが露呈しただけに、今後はスキャンダルに気をつけなければいけなくなったと、民放関係者が明かす。
「ケイダッシュグループは、テレビや映画業界に顔が利くので、揉めていることが大々的に報じられると今田さんの仕事に影響が出ます。それだけでなく、こういった事務所間のトラブルが報じられた後は、週刊誌へのリークが多く行われやすく関係するタレントのスキャンダルが世に出やすい。
今田さんは、これまでノースキャンダルの清純派として人気を得てきただけに、一つのスキャンダルで人気が急落する可能性も高い。これまで以上に、異性関係や夜遊びなどに注意しないと、関係者からのリークで足元をすくわれる可能性があります」
「福岡で一番かわいい女の子」として売り出し、順風満帆にブレイクを続けてきた今田は、来年も人気を維持、あるいはさらなる飛躍を遂げることができるのか。その動向が見ものだ。
