
前作『ズートピア』(16)は、ドラマチックでミステリアスな物語、ユニークで多彩なキャラクター、そして現代社会に通じる深いメッセージが、“もふもふなのに深い”と社会現象を巻き起こし、ディズニーアニメーションとしては『アナと雪の女王』(13)以来、初めて世界興行収入が10億ドル、日本円にして1500億を突破。日本でも興行収入76億円超えの社会現象を巻き起こす大ヒットを記録し、現在も各種映画レビューサイトでディズニーアニメーション史上最高評価を保持するなど、名実ともに高い人気を誇っている。
先週18日(火)に行われた「日本ズートピア化計画宣言イベント」を皮切りに、日本全国での展開を本格的にスタートした『ズートピア2』。今週25日(火)には、東京、増上寺が“ズートピア”を象徴するグリーンカラーにライトアップされ、一晩限りの“ZOOJOJI”に。いつも前向きで頑張り屋なウサギの警官ジュディ役の上戸彩、皮肉屋だけど頼れるキツネの相棒ニック役の森川智之、ズートピアの謎の鍵を握る陽気なおしゃべりなヘビの指名手配犯ゲイリー役の下野紘、ズートピアの“陰謀論“を語る行動力に満ちたビーバーの配信者ニブルズ役の江口のりこ、ズートピアの創設者一族でオオヤマネコの御曹司パウバート役の山田涼介など豪華日本版声優陣10名が集い、本作の大ヒットを祈願した。
そしていよいよ、『ズートピア2』の公開を大いに盛り上げる劇場展開情報が一挙解禁。まずはじめが、TOHOシネマズの「ZOOHOシネマズ」化。前作では、そのズートピアの街中に、人間の世界に実際にある企業やブランドが立ち並び、映画などのオマージュも数多く登場。その遊び心あふれる演出が大きな話題となった。そんな“ズートピア”らしい世界観からインスピレーションを受け、“もしもTOHOシネマズがズートピアの世界にあったら”をコンセプトに、あのTOHOシネマズをズートピア化。TOHOシネマズをパロディした「ZOOHOシネマズ」の特設サイト「ZOOHOシネマズ公式ホームページ」が、本日11月27日(木)より期間限定オープンする。一見すると、TOHOシネマズの本物の公式ホームページかのような同サイトには、拍手も、歓声も、遠吠えもOKな応援上映ならぬ「遠吠えシアター」の案内や、ジュディたちウサギの大好物であるにんじんをたっぷりと使った驚きの売店メニューのページも。

次に、誰もが知る有名作品をパロディしたオリジナリティあふれる映画ポスターだ。『ズートピア2』に登場するヘビのゲイリーにちなみ、『トイ・ストーリー5』(2026年夏公開)『ヘビ・ストーリー5』に。前作から大人気の毛で“もふもふ”な動物たちにちなみ、『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』(25)が『ファンタスティック・ファー』、『プラダを着た悪魔2』(2026年5月1日公開)が『モフモフを着た悪魔2』になっている。
なかでも注目なのは、ディズニー作品以外の邦画作品のポスターまでもがズートピア風にパロディされている点。今年大ヒットを記録した『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』(25)が『警察官ニック 理想の楽園(ズートピア)』に、そして12月12日(金)に公開を迎える『ロマンティック・キラー』が『ズーマンティック・スリラー』にズートピア化している。そして上映スケジュールには、ガゼルの舞台挨拶付き上映、夜行性用のレイトショーと、ズートピアの動物たちが通う劇場ならではのスペシャルな上映パターンの文字が。一度は訪れてみたくなるようなユニークな劇場となっているようだ。さらに、TOHOシネマズ日比谷、TOHOシネマズ渋谷、TOHOシネマズなんばでは、この「ZOOHOシネマズ」をテーマにした特別装飾も展開。サイト上だけでなくリアルでも、ズートピアの世界にある映画館を訪れた気分を味わうことができる。

そして、まるでズートピアのキャラクターたちと一緒に映画を観る感覚を味わえる特別なスクリーン「ズートピアシアター」が、12月5日(金)から全国5都市7劇場にて期間限定でオープン。シアター内の特別シートには、前作からお馴染みのジュディとニックに加え、今回新たに登場する、ゲイリーやニブルズ、パウバートなど、全12種の個性豊かなキャラクターたちがプリントされており、ズートピアの住人になったかのような気分で映画を堪能することができるスペシャルな演出となっている。
また、『ズートピア2』を「ズートピアシアター」で鑑賞した方限定の入場者プレゼントとして、ジュディとニックが映画館のシートに座っている特別デザインのスマホステッカーの配布も決定。さらに、本編上映前には、日本版声優を務める上戸、森川、下野からのスペシャルグリーティング動画も上映。通常チケット価格プラス200円で『ズートピア2』をさらに満喫することができる。

ほかにも、12月5日(金)の本作の日本公開を記念し、全国劇場で入場者プレゼントの配布もスタート。その第1弾として限定ビジュアル パノラマボードが登場。100年ぶりにズートピアに現れた謎のヘビ、ゲイリーと出会ったことをキッカケに、ズートピア最大の謎に迫っていくことになるジュディとニック。新たな仲間たちと共に、ズートピアのまだ見ぬエリアを駆け回る2人のドラマに期待が高まるスペシャルなビジュアルとなっている。

そしてさらに、4種類のフォーマット版ポスタービジュアルが解禁となり、2D(字幕版、日本版)に加え、4つのプレミアムラージフォーマットでの日本公開が決定。映像にあわせて立体的で奥行のある音響を楽しめるDolby Cinema、シーンにあわせて客席が動き、風やミストなど五感を刺激する特殊効果が繰り出される「体感型」シアターシステム4DX、MX4D。通常のスクリーンよりも圧倒的に大きな画面で高画質な映像と、高い技術力を誇る音響が掛け合わさった、究極の映像世界を体感できるIMAX、そして前方のスクリーンに加え、左右の壁にも映像が投影され、視界の限界を超える270°の世界が広がるSCREEN Xと、ズートピアの世界を存分に堪能できる映画体験が用意されることとなった。
Dolby Cinemaでは、世界的アーティストのエド・シーランらが作詞、作曲を務め、世界の歌姫ガゼル役のシャキーラが歌う劇中歌「Zoo」を極上の音響で堪能でき、IMAXでは、もふもふでかわいらしい動物たちが暮らすズートピアの世界をスクリーンいっぱいに満喫できる。また、4DX、MX4Dでは、都市や砂漠、雪原など、ジュディとニックが駆け回るズートピアのあらゆる環境を完全再現。まるで2人と一緒にその場にいるかような没入感を味わうことができる。そして、ジュディとニックがゲイリーを追いかけたり、逆に同僚の警察官たちから追われたりするチェイスシーンでは、ダイナミックな動きの演出で、まるでアトラクションに乗っているかのような爽快感も感じさせる。さらに、ディズニー・アニメーション史上初となるSCREEN Xでは、3面スクリーンいっぱいにズートピアの世界が展開。アニメーターたちがSCREEN X専用に仕上げたその特殊演出は、ディズニー・アニメーションの真価を感じさせる仕上がりとなっている。劇場だけでしか体感できない各種フォーマット版の上映もぜひ味わいたいところ。
公開を控え、ますます盛り上がりを見せる『ズートピア2』。今回解禁となった情報をチェックしながら、ジュディとニックの新たなる冒険に期待したい!
文/サンクレイオ翼
