シャンプー
毎日のシャンプーは髪を洗うのではなく、頭皮を洗う意識を忘れずに。かける時間は髪の長さに関係なく、最低でも予洗い1分以上+シャンプー1分以上+すすぎ1分以上を目標に。■HOW TO shampoo
1.1分以上予洗いを

予洗いはほこりや汚れを落とすことが目的。洗い忘れの多い後頭部は念入りに。シャワーヘッドを頭皮に近づけ、手で髪をめくりながら、衿足から前に向かって流します。
2.シャンプーは5点置き

髪の長さや量に合わせたシャンプー剤を手に取り、少量の水を足して泡立てたら、泡を左右の側頭部、頭頂部、後頭部、衿足の5点に分けて置き、徐々に泡立てます。
3.頭頂部に向かって頭皮をジグザグ洗い

耳上の髪の内側に両手を置き、頭頂に向かって指先を軽くジグザグに動かして頭皮を洗います。左右の指先が頭頂の正中線で出合ったら、指を組みましょう。
4.スーッと指を抜いて髪を洗う

頭頂の正中線上で組んだ指を離してスーッと毛先まで滑らせて抜き、髪にも泡を行き渡らせます。これを額の生え際から衿足まで繰り返します。
5.頭皮のTゾーンを寄せ洗い

正中線と額の生え際の 「頭皮のTゾーン」は皮脂の多いところ。指の腹を頭皮に置き、左右からギュッと寄せて、Tゾーンを寄せ洗いします。場所を変えて繰り返して。
6.衿足や後頭部もしっかりすすぐ

すすぎ残しやすく、においにつながりやすいのは、髪の衿足や後頭部。よく洗ってシャワーをいろいろな方向から当て、泡が消えるまですすぎます。
POINT
髪が長い、毛量が多い人は、髪をかき分け、地肌を出しながらすすぎましょう。
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頭皮を健康に保つブラッシングやシャンプーの仕方をしっかりマスターして、自分だけでなく子どもにも伝えていきたいと思いました。
イラスト/山中玲奈 編集協力/山本美和
文=徳永陽子

