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無線トラブルで「昔ながらのレースだった」アルボン、F1ラスベガスGPリタイアにフラストレーション

無線トラブルで「昔ながらのレースだった」アルボン、F1ラスベガスGPリタイアにフラストレーション

F1ラスベガスGPの決勝でアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)は、無線トラブルによって昔ながらのピットボードサインを頼りにレースを戦っていた。

 16番グリッドからスタートしたアルボンは、レース序盤にルイス・ハミルトン(フェラーリ)と接触。しかし無線が使えないことで、ピットインしたアルボンがタイヤ交換作業中のチームにフロントウイングの交換を指示しようとしていた様子も映像で捉えられていた。

「いやあ、レース中はまったく無線が使えなかったんだ。つまり、昔ながらのレースのやり方だった」

 アルボンは、そう語った。

「ピットボードはあったけどね。1周目からクラッシュなどで明らかにマシンにダメージがあった。それなのに運転していて安全なのかどうか、(無線トラブルで)知るのも難しかったんだ」

「(接触は)『うおっ、曲がってきた』という感じだった。マシンのフロントが当たっていたからダメージがあったのは分かっていた。それに後ろも当たっていたかもしれない」

 アルボンはハミルトンとの接触では5秒ペナルティが科され、最終的にはレースもリタイアに終わった。彼は無線が使えない状況では他のドライバーの危険になってしまう可能性があり、途中リタイアを選んだと説明している。

「無線が使えないし、ブルーフラッグも分からないとなると、様々なことが起こり得る」

「セーフティカーやコース上のデブリなど、些細なことも自分が頼りだ。それが理想的な状況ではないことはわかるだろう? 特にベガスのようなコースでは、ちょっと危険なんだ。だから早期に切り上げることにしたんだ」

「明らかにチャンスを逃してしまった。悔しいよ。僕らはペース面ではかなり強さがあったと思うし、レースではクリーンエアの中で走っていたときはかなり速かったからね」

 アルボンは現在、73ポイント獲得でドライバーズランキングでは8番手。同7番手のアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)との差は大きいが、シーズン残り2戦では納得できるレースとしたいところだろう。

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