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メルセデス、アントネッリへの”ジャンプスタート”ペナルティ説明「彼にミスはなく、クラッチを繋いでもいなかった」

メルセデス、アントネッリへの”ジャンプスタート”ペナルティ説明「彼にミスはなく、クラッチを繋いでもいなかった」

メルセデスのトラックサイドエンジニアリングディレクターのアンドリュー・ショブリンは、ラスベガスGPでアンドレア・キミ・アントネッリが受けたジャンプスタートのペナルティについて説明した。

 ラスベガスGPでは、5つのスターライトが消える前にアントネッリのマシンが動いたと検知されたが、国際映像で映し出されたオンボード映像では、特に違反したようには見えなかった。

 アントネッリは17番グリッドから力強いレースを展開。4番手でフィニッシュし、ペナルティを消化した時点で5番手だった。そしてレース後の車検でマクラーレンの2台が失格となったため3位に繰り上がったが、あと0.190秒フィニッシュするのが遅ければ、フェラーリのシャルル・ルクレールに3位が転がり込んでいたところだった。

 レース後、アントネッリ自身も困惑し、何が起こったのかを振り返る必要があると述べた。「少しクルマが動いたのかもしれないが、マシンの中ではそれほど感じなかった」と彼はコメントした。

 メルセデスは事故を分析し、ショブリンはアントネッリのジャンプスタートは単にブレーキを解除しただけだったと説明した。

「ジャンプスタートというと、普通はドライバーがライトが消える前にクラッチを繋いで、ライバルに差をつけることを想像するだろう」とメルセデスのレースレポートで彼は語った。

「今回は全く違っていて、非常に異例なことだった」

「ビデオを見れば、ライトが消える前に車が約2cm非常にゆっくりと前進しているのが分かるが、キミはクラッチを繋いではいない。実際には、クラッチのパドルを完全に引いていた」

「さて何が起こったかというと、マシンが転がり始めた瞬間、彼がブレーキから足を離していたんだ。スタートの準備として足を離した瞬間、ライトが実際に消えるほんの1秒ほど前のことだった。マシンの振動か、あるいは駆動系にトルクがかかっていたのかもしれない。しかし、マシンが前に進むきっかけがキミとクラッチのせいではなかったことは確かだ」

「FIAのシステムは非常に敏感だ。わずかな動きも捉えてしまうのだ。時間をかけてビデオをじっくりと確認してみると、非常に微妙な動きが確認できた。だから、彼がペナルティを受けたのは残念だった。彼は指示された通りにすべて正しく行なっていたが、今後はこのようなことが二度と起こらないようにする方法を考え出す必要がある」

 それでも結果的に自らの走りでペナルティを帳消しにしたアントネッリはここ6戦で71ポイントを獲得している。これは、デビューからの16戦(66ポイント)をはるかに上回るペースだ。残り2戦で、15ポイント差となっているフェラーリのルイス・ハミルトンを逆転し、ランキング6位獲得も十分見えてきた。

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