TBS「金曜ドラマ」枠で放送中の「フェイクマミー」で、ヒロインの転職を真摯にサポートする転職エージェンシーという役どころを演じたのは、あの津田篤宏(ダイアン)だ。
普段のイメージとは違う、達者な津田の演技には驚かされたが、このドラマだけでなく、三井住友銀行のスマホ口座「Olive」のウェブCMや、求人情報の一括検索サービス「求人ボックス」のテレビCMにおける津田の、とりわけ表情の演技力は「お笑い芸人が役者をやってみました」という域を超えている。
事実、先に挙げた「Olive」CMの「通帳の人」編は「2025 65th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」の「フィルム部門 Bカテゴリー(Online Film)」で最高賞となる「総務大臣賞/ACCグランプリ」を受賞しているのだから。
そんな津田の俳優業がますます忙しくなりそうなのは、来年1月からTBS「日曜劇場」枠でスタートする鈴木亮平主演ドラマ「リブート」に出演するから。「裏組織の幹部」という役どころだそうだ。
そこで、だ。11月26日放送「水曜日のダウンタウン」(TBS系)は、人気企画の「電気イスゲーム」だった。
「1から12の数字が書かれた12脚のイスに交互に電流を仕掛け合い、相手の仕掛けた電流を回避できれば、その椅子に書かれた数字分のポイントをゲット。しかし、電流を食らってしまうと、そこまで溜めたポイントが没収される」
そんなルールのもと、交互に電流の位置を予想する際の心理戦、とりわけ会話や表情による駆け引きが、本企画の大きな見どころとなっている。
参加者は津田、劇団ひとり、森田哲矢(さらば青春の光)、山添寛(相席スタート)の4人。この日は第1試合の「津田VS劇団ひとり」の様子が放送された。
芝居がかった劇団ひとりの言い回しに翻弄された津田は2回連続で電流を食らい、不利な状況に。しかし、次に津田が電流を仕掛けた椅子を、まんまと劇団ひとりが選択する。もはや名俳優の雰囲気さえ漂わせている津田は劇団ひとりに悟られぬよう、その演技力を駆使。
ひとりは当初選んだ椅子にそのまま着席した。憮然とした表情のまま津田がボタンを押すと、電流を食らった劇団ひとりは激しく悶絶する。大喜びの津田と、この様子をVTRで眺めるスタジオ出演者たち…。
しかし、ここで異変が起きる。激しく苦しんでいた劇団ひとりは、しまいには胸を押さえて床に倒れ、そのまま絶命したかのようにピクリとも動かなくなった。最初は笑っていた津田(とスタジオの出演者たち)だったが、徐々に空気が変わっていく。すると画面には「名探偵津田 第4話~電気じかけの罠と100年の祈り~」の文字が。
なんと今回の「電気イスゲーム」は、あくまで番組の大人気企画「名探偵津田」の前フリでしかなかったのだ。スタジオはもちろん騒然。見ているこちらも「マジで!?」と、驚きと喜びの声を上げてしまった。
早くもワクワクが止まらない「名探偵津田」第4話は、12月17日と24日に、それぞれ90分SPとして前後編で放送される。これに先立ち、次週は「長袖をください」が流行語大賞にノミネートされた、前回(第3話)の未公開場面が放送されるとのことだ。
さらにさらに、この放送直後、女性ファッション誌「an・an」のXが更新され、12月26日発売の2477号スペシャルエディションの表紙を「名探偵 津田」が飾ると告知した。津田は津田でも津田健次郎じゃなくて、ダイアン津田とは世も末…じゃなくて、最高! 今年の最後にダイアン津田祭りキターーー!
(堀江南/テレビソムリエ)

