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全556枚の展示作品に珠玉の描きおろしイラストも! 「ヒロアカ」原画展が大阪に

全556枚の展示作品に珠玉の描きおろしイラストも! 「ヒロアカ」原画展が大阪に

堀越耕平の制作ノートやコメントも! 貴重な資料展示

  • 入口のプロローグエリアには、さまざまな場面を振り返るオリジナルタブロイドや、コミックスカバーイラスト41点がずらり。カバー絵が並ぶ光景は圧巻で、思い出のシーンが一気によみがえります。

  • 続くZone1「『架空(ゆめ)』は『現実』に」では、デクとオールマイトの出会いから成長の過程を紹介。筆致や構図の細やかさが際立つ原稿を間近で見ることができ、ページ越しには気づけなかった魅力が伝わってきます。

  • さらにZone1~4には、堀越氏が各エピソードに寄せたコメントも展示。当時の心境やアイデアの源泉、制作時の葛藤など、読み応えのある言葉が添えられており、作品への理解がより深まります。

  • Zone2「『ヒーロー飽和社会』の終焉。」では、線画やネームなどの制作資料を展示。ネームと完成原稿を比較しながら楽しめるのも、本展ならではのポイントです。

    “黒デク”の1/1フィギュアも! 圧巻の世界観再現

    作品の終章開幕に部分に該当する、荒廃した世界を描くZone2では、作中でも人気の高い“黒デク”の1/1スケールフィギュアが登場。堀越氏の描きおろしスケッチをもとに、原型製作は「僕のヒーローアカデミア」のフィギュアを数多く手がけたWATANABE×RENが担当。細部まで作り込まれた造形は圧巻で、デクの葛藤や覚悟がリアルに伝わってきます。ぜひ記念撮影を楽しみましょう!

  • 続くZone3「ヒーローと敵(ヴィラン)、最後の戦い。」では、「第二次決戦」の戦禍の様子をパノラマ空間でダイナミックに再現。瓦れきに覆われた会場で、ヒーローVS敵(ヴィラン)の最終決戦をまるでその場にいるように体感できます。

    物語がクライマックスへと向かっていく中で、堀越氏の描く“熱量”そのものが会場を包み込むようなゾーンです。

  • Zone4「繋ぎ、紡がれる想い。」では、死柄木弔やオール・フォー・ワンとの死闘の結末、そして「みんなが最高のヒーローになった物語」が、圧巻の空間展示で表現されています。

    堀越氏は「ヒロアカはネームと原稿で全然違うことも多かったため、ネームも併せて見ることで、連載中の漫画家がどういうことを考えて描いたのかなど、連載というものを生っぽく感じられる展示にした」とコメント。その言葉を胸に展示を見ていくと、創作の熱と葛藤がリアルに伝わり、感動もひとしおです。

    また、壁面には堀越氏による展覧会描きおろしイラストも展示。キャラクターたちが発するコメントのひとつひとつがユーモアにあふれており、展示の世界観をより一層楽しませてくれます。
    ファンなら思わず足を止めて見入ってしまうはずです。

    Zone5の最後には、堀越氏入魂のキービジュアル「ヒーローVS敵」の特大パノラマフォトスポットが!

    いよいよフィナーレとなるZone5「少年少女たちが取り戻した“日常”の記録。」へ。コミックス最終巻描きおろしエピソードNo.431の線画が特別公開されているほか、展覧会キービジュアル「ヒーローVS敵」「緑谷出久・死柄木弔」の展示も! さらに展覧会特別描きおろし「Special Illustrations “Snapshot”」では、物語の完結後も続くキャラクターたちの日常を、デクが撮影したという着想のもと、企画・構成された珠玉の描きおろしイラスト16点を展示。完結後の人気キャラクターたちのその後の姿に、涙が止まりませんでした。

    配信元: anna(アンナ)

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