仕事が忙しいと、勉強や自己投資に取り組みたくても、なかなか気持ちがついてこないもの。「やらなきゃ」と思いながらもついスマホを触ってしまい、集中力が続かずにあきらめてしまうこともあるでしょう。そんなときに役立つのが、日常の中で自然とモチベーションを上げる習慣づくりです。今回は、無理なく気持ちを切り替え、やる気を引き出す方法をご紹介します。
○明確な目標や目的を設定する
やる気が出ない原因のひとつは、「なぜこれをやるのか」が自分のなかではっきりしていないこと。まずは、勉強や仕事に取り組む目的やゴールを明確に言語化してみましょう。
例えば、「英語を勉強する→転職でキャリアアップしたい」「資格を取る→独立への準備」など。
具体的で納得感のある目標があると、行動への意欲が高まります。頭の中だけで考えるのではなく、紙やスマホのメモに書き出して、いつでも思い出せる形にしておくのがおすすめです。
○小さなゴールを作って成功体験を重ねる
いきなり大きな目標を目指すと、途中で挫折してしまうことも。そんなときは、「今日は10分だけ本を読む」「5分だけ英単語アプリを開く」など、達成できそうな小さなゴールを作りましょう。
少しずつでも続けていくことで自信がつき、「もっとやれるかも」と前向きな気持ちになるはず。
○ゲーム感覚で取り組む
「勉強＝大変なもの」と感じてしまう人は、ゲーム感覚で取り組むのもひとつの手です。
・難しいタスクは「ボス戦」だと思って挑戦する
・今日やったことを「経験値」として捉えてレベルアップを意識する
・習慣を続けることを「連続ログインボーナス」として記録する
上記のように考えることで、気乗りしない作業も少しワクワクした気持ちで向き合えるでしょう。
○ご褒美を用意する
人は「これをやったらいいことがある」と思えると、行動しやすくなるものです。
例えば、「1時間集中したらカフェで好きなドリンクを飲む」「1週間頑張ったら週末に映画を観る」など、モチベーションを保つために楽しみをあらかじめ用意しておくとよいでしょう。
○モチベーションが高い人と一緒に過ごす
人のやる気は、意外と周囲の環境に影響されます。自分ひとりで頑張れないときは、前向きに頑張っている人とつながるのもよいでしょう。同じ目標を持つ仲間と情報交換をしたり、SNSで勉強記録を発信してみたりすると、「自分もやろう」という気持ちが刺激されますよ。