視点の変換で得られたこと

寂しさの埋め合わせを(写真:iStock)
不倫の寂しさを埋め合わせるために「短期間の浮気」を経験した弥生さん。龍一さんとは残念な結末となったが、「見方を変えれば、本命の啓二さんが大切な存在だと再認識する“転機”でした」と、彼女は笑う。
不倫は決して許されるものではない。だがーー恋愛は、いつだって理性や理屈だけでは語れない。
クリスマスや正月に独りで胸を痛めている人は、こんな「視点の転換」を、ほんの少しだけ心の片隅に置いてみてはいかがだろうか。
(蒼井凜花/作家・コラムニスト)
