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最近割とほのぼのしてる『ばけばけ』 まだ「現状が不明」な重要キャラに「マジで不安」「もう死んでる?」と心配の声も?

最近割とほのぼのしてる『ばけばけ』 まだ「現状が不明」な重要キャラに「マジで不安」「もう死んでる?」と心配の声も?


雨清水三之丞役を演じる、板垣李光人さんのプロフィール写真

【画像】「えっ北川景子級?」コチラが「松江藩随一の美女」の娘で、弟もイケメンだった、実際の「小泉セツ」さんです

ヘブンが写真を大事にしている想い人は、存命なのか

 2025年後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』は『知られぬ日本の面影』『怪談』などの名作文学を残した小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)さんと、彼を支え、さまざまな怪談を語った妻の小泉セツさんがモデルの物語です。

 同作の第8週、第9週では主人公「松野トキ(演:高石あかり)」が、未来の夫「レフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)」の女中となってからの、ほのぼのとした描写が話題になりました。「スキップ」「ビール」などのエピソードや、近所の子供の祖母「上野タツ(演:朝加真由美)」に惚れてしまったトキの養祖父「勘右衛門(演:小日向文世)」のかわいらしい姿に癒された方も多いでしょう。

 ただ、トキがヘブンの女中になったのは、養家の松野家や生家の小泉家の人びとの経済的な困窮が理由であり、それらの問題はまだ完全には解決していません。また、そのほかにも、視聴者から「あの人の今後はどうなるの?」「あの人は今どうしてるの?」と、現状を心配する声が出ているキャラがいます。

※ここから先の記事では『ばけばけ』のネタバレにつながる情報に触れています。

みんなが心配で仕方ないダメ弟

 トキがヘブンの女中になってから毎月生活費を渡すことになった実弟「雨清水三之丞(演:板垣李光人)」は、第7週35話で自分を捨ててトキからもらったお金で母「タエ(演:北川景子)」を助けることを受け入れました。しかし、彼はそれ以降、本編に登場していません。

 39話でトキがタエの住む借家を訪れた際、三之丞がタエに自分が「社長になった」と語っていることが明らかになりました。もちろん、本当に何らかの事業を興した可能性もありますが、大半の視聴者は三之丞が母に嘘をついていると思っているようです。

 三之丞のモデルに当たる小泉藤三郎さんは、いくつかの書籍で「小泉家が没落しても、我関せずに鳥を買う趣味に没頭していた」「お金に困って先祖代々の墓所を売り払った」と語られており、問題のある人物だったといいます。そんな藤三郎さんは姉の小泉セツさんからも縁を切られ、1916年に45歳で孤独死しているところを発見されました。

 SNSでは、トキから生活支援を受けるようになっても成長する気配のない三之丞が、これから藤三郎さんのような悲惨な末路を迎えるのではないかと心配する声も多いようです。まず、今後の再登場時に彼がちゃんと働いているのかどうか、注目が集まります。

ヘブンの想い人は生きているのか?

 ヘブンはアメリカのニューオーリンズの新聞社に勤務していた頃の同僚「イライザ・ベルズランド(演:シャーロット・ケイト・フォックス)」の写真を、ずっと机に飾っています。第10話(1886年)時点でヘブンに日本に行くことを進めていた彼女は、その後写真でしか登場していません。

 松江に着いてからずっと執筆を続けているヘブンは、第23話でイライザに対して「日本滞在記が書けたら すぐにアメリカへ帰る」「そして 君に一番に読んでもらう」と綴っていました。

 ヘブンがイライザに特別な思いを抱いているのは間違いありませんが、彼女が1890年時点で何をしているのかは不明です。SNSでは、イライザの現状が気になる人の意見も多数出ています。なかには「やっぱりイライザは亡くなったんかなー」「今のところ主に写真のイライザさん、訳ありっぽいから実は他界されてたりする?」「松江に『君とくるはずだった』って書いてるってことは死んだのかな」と、「イライザ死亡説」を唱える意見もありました。

 イライザのモデルだと思われるのは、アメリカの女性ジャーナリストの草分け的存在のエリザベス・ビスランドさんです。彼女は、ヘブンのモデルであるラフカディオ・ハーンさんの11歳年下で、ハーンさんが亡くなってから25年後の1929年に67歳でこの世を去っています。

 21歳でハーンさんが務めていたニューオーリンズのタイムズ・デモクラット社の同僚となったビスランドさんは、その後、ニューヨークに移住してジャーナリスト、物書きとしてどんどんキャリアアップしていきました。また、彼女はニューヨークのエリート弁護士、チャールズ・ウェットモアさんと1891年に結婚しています。

 ビスランドさんはハーンさんが日本に移り住んで以降も、生涯にわたって彼と手紙のやり取りをしていました。現在では無数の書簡から、ハーンさんがビスランドさんのことを愛していたのではないかという説が出ていますが、真相は分かりません。

 そんなビスランドさんはハーンさんの死後、1906年に自ら編集も担当した伝記『ラフカディオ・ハーンの生涯と書簡(The Life and Letters of Lafcadio Hearn)』を執筆しています。おそらく死んではいないものの、まだ写真以外の出番はほとんどないイライザは、物語の後半でヘブンの伝記を書く人物として本格的に登場するのかもしれません。

※高石あかりさんの「高」は正式には「はしごだか」

参考書籍:『八雲の妻 小泉セツの生涯』(著:長谷川洋二/潮出版社)、『父小泉八雲』(著:小泉一雄/小山書店)、『小泉セツ 八雲と「怪談」を作り上げたばけばけの物語』(三才ブックス)、『小泉八雲 漂泊の作家ラフカディオ・ハーンの生涯』(著:工藤美代子/毎日新聞出版)

配信元: マグミクス

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