神奈川の魅力を発信するラジオ番組『マツラジ』(ラジオ日本)。そのMCとしてEXILE・松本利夫(MATSU)とともに番組を盛り上げているのが、お笑いコンビ・スカイサーキットの松本勇馬。今回は、11月30日(日)開催のイベント『マツラジ プレゼンツ~ネタとトークで松本勇馬を囲む会~』を前に、勇馬に30問30答形式でインタビューを敢行! 番組の裏側はもちろん、相方・小阪浩己とのコンビ誕生秘話、さらにはクリスタルジムのパーソナルトレーナーとして活動する一面まで、気になるプロフィールを一気にひも解きました。

MATSUの自宅でレモンサワーの思い出
Q1: まずは、マツラジの説明をお願いします。
2024年からラジオ日本で毎週月曜に放送している、地域情報バラエティ番組です。川崎市出身のEXILE・松本利夫(MATSU)さんと、大和市出身の僕で、神奈川の情報をお届けしています。
Q2:マツラジのMCになった経緯は?
最初にMATSUさんのMC就任が決まっていて、相方になる名字が“松本”のパーソナリティを探していたそうです。ほかにも松本さんはいると思うんですが、スタッフさんの探し方が下手だったのか、僕に決まりました(笑)。
Q3:MATSUさんはどんな方ですか?
めちゃくちゃ優しくて、初対面のときから本当にカベがない方です。お笑いも大好きで、ボケもツッコミもしてくれます。
2回ほどご自宅で飲ませていただいたんですが、キッチンに炭酸水が出る蛇口があるんですよ。「もう絶対にレモンサワーを飲むじゃん」と思ったら、やっぱりレモンサワーをつくってくれて(笑)。しかも、飲んでるうちに配分がおかしくなってきて、やっぱりEXILEは酒がツエーんだと思いましたね。

Q4:マツラジの魅力は?
神奈川の魅力を伝えられるところです。神奈川には自然もあるし、夜景もキレイだし、信じられないぐらい美味しい食べ物もたくさんあるんです。食べ物に関しては、この番組をやるまで僕も知らなかったので、めちゃくちゃビックリしました。
あとは、MATSUさんのプライベートな話も聞けます。「イクメン オブ ザ イヤー」も受賞したMATSUさんの子育て論が聞けたりする。EXILEだから日焼けしているイメージでしたが、いまは焼けたくないらしく、子どもと歩くときは自分用と子ども用に、両手で日傘を持ってるらしいです(笑)。そういう話を聞けるのも面白いですよね。
Q5:11月30日(日)に行われる、マツラジのイベントはどのようなことをするのでしょうか?
僕らスカイサーキットが仲のいい芸人を呼んで、全組にネタを披露してもらったり、「スカイサーキットがどうすれば売れるか」をトークコーナーで話したり。最後はマツラジに関連するプレゼント抽選会も用意しています。MATSUさんはいらっしゃらないですが、ちょっとしたサプライズもあるかもしれません。
Q6:イベントに来る方にメッセージはありますか?
賞レースで活躍するオズワルド、ちょんまげラーメン、蛙亭や、YouTube登録者数が100万人以上のガーリィレコードチャンネルが集まるライブなんて、そうないと思います。ラジオの公開録音もあるので、“自分の笑い声がラジオに入る”喜びも味わってほしいです。
会場はみなとみらいのすぐ近く。昼は中華街や山下公園、夜はお笑いを観て野毛で飲む。そんな、最高の1日の思い出をつくってください!

コンビ名に「僕の要素はない」!?
Q7:ここからは松本さんについて、いろいろと聞いていきたいと思います。お笑い芸人になったきっかけはなんですか?
大学時代、お笑いが好きで友だちと『M-1』に出たのがきっかけです。全然ウケなかったんですが、ネタ作りやネタ合わせが楽しすぎて、そのままNSC(吉本総合芸能学院)に入りました。
Q8:子どものころに好きだった芸人は?
ウッチャンナンチャンさん。小学校の文集にも“夢はウッチャンと共演すること”と書いてました。『にちようチャップリン』(内村光良がMCのテレ東のバラエティ番組)出演時は、緊張して直視できなかったです。入ってきた瞬間からスタッフさんへの姿勢が優しくて、「やっぱりそういう人なんだ」と思いました。
Q9:どうして吉本興業を選んだんですか?
吉本にも好きな芸人さんが多かったのと、面白い友だちがたくさんほしかったからです。“いちばん面白い人が集まってる”と思い、自然と吉本を選びました。
Q10:コンビ結成の経緯は?
相方の小阪は、もともと他の事務所で芸人をやっていたんです。前の事務所にいたときに、「見た目が良くないと売れない」と思ったらしくて。それでNSCでは“いちばんのイケメンとコンビを組もう”と決めていたそうなんです。面白さは関係なく、僕を選んだと言っていました(笑)。

Q11:スカイサーキットというコンビ名の由来を教えてください
小阪の地元が三重だから、鈴鹿サーキットから取ろうと。それで、小阪に「松本君、東京やろ? スカイツリーが今年できるから、“スカイ”でどうや」って言われたんです。そのときに、神奈川出身なのが言い出せなくて、スカイサーキットになりました。当時は上下関係があって言えなかったんです。だから、コンビ名に僕の要素はどこにもないです(笑)。
Q12:自分の性格を一言で言うと?
ポジティブで明るい。芸人を14年間やってきて、同期が先に売れたり、ライブでうまくいかないことがあっても、ヘコまない。人生が楽しいので、ネアカなんだと思います。
Q13:芸人としての長所は?
芸人としても「明るそう」と、よく言われます。それの良い点は、僕がスベったり、失敗したりしても「かわいそう」と思われないところ。悲壮感がないし、「こいつはなんとも思ってない」のがバレているから、お客さんも安心してバカにしてくれます(笑)。負け役ができるのは、いいところですね。
Q14:ラジオなどを聞いていると、話を聞くのもお上手ですよね。
話を聞くのは好きなことです。ラジオでも毎週やっていますし、クリスタルジム(マヂカルラブリー・野田クリスタル発案のパーソナルトレーニングジム)でもトレーナーをやっているので。ロケで街の方々と話すのも、得意なほうだと思います。

Q15:逆に短所は?
楽観的すぎるところ。オズワルドやコットンみたいな売れている芸人が同期にいても、僕も相方もまったく焦らないんです(笑)。
あとはネタが弱いこと。先輩からよく言われるんですが、僕も小阪もキャラがあって面白いのに、いざ2人で漫才をすると、お互いの長所が消えるらしいんです。サンパチマイクが僕らの良さを打ち消し合うらしいです(笑)。
Q16:ネタ作りの方法は?
同期や先輩に相談しながら作ります。コットンの西村(真二)やワラバランスの盛田(シンプルイズベスト)とは、ちょくちょく集まって、お互いにネタの相談をし合っています。