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「普段と違うところへ行くのは大事」19年ぶりの兄弟旅。北海道パウダーベルトを河野三兄弟が巡る

旅中で思いを馳せた野沢温泉のこと

唯一訪れたBCエリアは上富良野。3人中2人がアルペンビンディングだったため、凌雲閣駐車場からすぐの場所で雪を楽しんだ

直っさん: 俺、小学校の低学年の時はモーグル雑技団に入ってたな。(上野)修くんとかいて。

健児:(森)徹さん、俺が小学生の時にゲレンデでいきなり360をやってて「超すげえ」ってこともあったな。
(注)森徹(もりとおる)野沢温泉出身。フリースタイルスキーモーグルの全日本メンバー。長野冬季五輪モーグル代表候補選手だったが、1997年9月に胃ガンが発覚。闘病の末、1998年に25歳の若さで死去。

カツ:徹さん、アルペンやってたけど、 いつの間にかモーグルをしていた。ちょっとジェネレーションが違うかも。10歳くらい上だった? いや、違うな。

健児:6、7歳くらい上じゃない。

直っさん:俺がちっちゃい時は兄貴たちも家にいないから、モーグルの人たちと、春になったら沢に入って、コブを作って、パークでジャンプしてって感じだった。とにかく、上手い人がいっぱいいた。

スキーはね、好きだったんだけど、アルペンが嫌いだった、練習がほんとに嫌い。 全然面白くない。

健児・カツ:(爆笑)

カツ:3回くらい(嫌いを)言った、笑。

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おかわりで、皆からすこし離れた斜面を登り始めた健児。風に叩かれた面もあり、難しいコンディションだが、それもまた面白さだという。映像もどうぞ
https://youtube.com/shorts/-UKIiYywuvQ

健児:サーファーが地元の海へ行くじゃん。これまで野沢にはそういう雰囲気があまりなかった。

直っさん:そうそう、地元のオヤジたちがイケイケな感じね。

健児:野沢のオジさんたち、俺らみたいな年代がめっちゃスキーをやっていないと、次の世代や若い世代が出てこないと思う。「楽しそうで、スキーっていいな」って雰囲気。

直っさん:サーファーはそういうの多いよね。ローカルヒーローみたいな。

健児:俺らの時代はさ、競技が終わったら、スキーを完全に辞めるっていうのが普通だった。別に誰が決めたわけでもなくて、そういう流れだった。それを変えると、もっといろいろと面白くなるはず。その役目があるから、ずっと滑り続けてる。

編集部:今、選手として競技に携わっている世代がそうなると良いですね。

健児:スポーツはいつかは負ける、現役の時にそういった寛容さを持つようにする。そうすると辞めた後もやりやすいのかなと。どうしても負けたから辞めました、みたいなイメージになっちゃうもんね。別にそんなの関係ないんだよ。誰しも、いつかは負けるんだから。

編集部:勝ち負けだけの価値観ではない、楽しみや面白さを知って欲しいですね。学生を終えると辞めちゃう人も多いし。

直っさん:確かにね。多い。

健児:大学ぐらいから(スキーが)上手くなるんだけどね……。俺は卒業後にスキークロスをやり始めてからスキーがうまくなったと感じてる。多分……いい影響はある。 

カツ:俺もスノーボードをはじめてから、スキーが上手くなった気がしている。面で滑る感じ?  それまではエッジでしか滑ってなかった、面で滑るなんてありえないって感じで。 エッジに頼りすぎてた、笑。

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スクロールできます
3人と親交の深い友人が営む旭川の牡蠣小屋。ひたすら牡蠣に舌鼓を打つ。OMO7旭川からも歩いて数分
名寄の名物「亀きん食堂」。目を奪う独特な外観はもちろん、ラーメンが美味い。メニューは50種類近くあり、オーダーは確実に迷う。特別大きいレンゲを使いこなせ
旭川滞在中はアフタースキーを欠かさず。イルミネーションに彩られた旭川平和買物公園を幾度も行き来した
旭川在住のスキーヤーといえば浅川誠。カツと健児はヴェクターチーム同士。直っさんとは最近付き合いが始まった。この日はほろ酔いの直っさんが主役を張った

健児:久しぶりに3人で滑って、みんな昔よりスキーが上手くなってるな〜って思ったよ。 

カツ:いや、楽しかったね。落ち着いて、安全に滑れて良かった。 ギリギリだったけど。 スキーでもスキー以外でも、旅の楽しみ方が分かるようになってきた。 

直っさん:俺は今でも山じゃなくて、ゲレンデを滑ってるのが一番好きだな。

カツ:サンタのナイターは楽しかったね。

編集部:ナイター、帰りたいってすぐ言ってましたよ。「2本も滑れば十分でしょっ、帰ろ、帰ろ」って。

カツ:ワハハハハ。あと少しという気持ちがあるときに帰るのがいいんですよ。それがね、次へ繋がってくる。そこでやり切っちゃうと、もう満足しちゃうし。あと1本とかで滑ると、いろいろやらかすから、絶対。

健児:俺は未だに結構ガツガツ滑っちゃうんだよな〜。

終わりよければ全て良し。仲良く3人並んで帰途についた

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2000年代半ば。野沢温泉の河野三兄弟と上野三兄弟が中心になって撮影や映像制作などをしていたスキーユニット「MCV」。映像やイベントなどを通して、幼少からアルペンレースで培ったテクニックをベースに、パークからビッグマウンテンまで、自由で楽しいスキーを提唱していた。

仕事を持ち、家庭を築いて、責任あるポジションに就く河野三兄弟が、普段の生活から一瞬離れ、1台の車で濃密な時間を過ごしながら、各地でスキーを楽しむキャンピングカートリップは、まさにそうした20年近く前に過ごした日々を思い起こすようだった。

いくつになっても、スキートリップはいい。
この冬、どこか雪山へ旅をしてみよう。

Information

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詳細:https://japan-crc.com/hoshino-hpb-campingcar/jp/

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詳細:https://www.snowtomamu.jp/winter/ski/ski-slope/cat/

配信元: STEEP

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