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“全員ちゃんと狂ってる!?” 小島梨里杏×君島光輝が語る、タテ型ドラマ「ふこどん」の裏側【独占】

“全員ちゃんと狂ってる!?” 小島梨里杏×君島光輝が語る、タテ型ドラマ「ふこどん」の裏側【独占】

『復讐相手がすでに不幸のどん底なんですが!』(通称:ふこどん)。かつて自分をいじめていた相手に復讐するため、整形した加茂アイ(小島梨里杏)と、セレブとして人生を謳歌しているはずが、不幸のどん底にいた復讐相手・伊集院サクラ(君島光輝)。ふたりの再会から始まる“狂気の人間ドラマ”が話題を呼んでいます。

今回annaでは主演のおふたりに、撮影の裏側や作品に込めた思いをたっぷり伺いました。

( Index )

  1. 登場人物全員が狂っている……
  2. お互いが演じた素晴らしい“狂気性”
  3. 現場の癒やしはご飯と動物
  4. いつかふたりで巡りたい、大阪・奈良の旅

登場人物全員が狂っている……

物語は衝撃の展開の連続です。台本や作品に触れたときの印象について教えてください。

小島:

まず、『復讐相手がすでに不幸のどん底なんですが!』というタイトルからして「どういうこと!?」って思いました(笑)。こんな作品、あまり出会ったことなかったなと。実際に台本を読んでみたら、毎話復讐ができないままで……沸々と湧き上がる感情を抱えながら読み進めていきました。

君島:

私は、初めて台本を読んだときに「まともな人が一人もいない!」って思いました(笑)。登場人物、もれなく全員がヤバいという。唯一まともなのは……お母さんくらい?

小島:

お母さんも怪しいよ(笑)。

君島:

たしかにお母さんの怒りっぷりもすごいですもんね。

小島:

みんなそれぞれ、違う方向に突き抜けてる感じ。

君島:

“全員ちゃんと狂ってる”って印象でした(笑)。

そんな“狂った”キャラクターを演じるうえで、悩んだ部分は?

小島:

サクラが一番ヤバいんじゃない……(笑)?

君島:

ほんとに! 監督やプロデューサー、梨里杏ちゃんにもたくさん相談させてもらいました。梨里杏ちゃんには「こういうシーンって経験ありますか?」と聞いたり。自分の中の引き出しだけでは寄り添い方が分からなくて、いろんな人の力を借りながら、ようやくサクラという人物を掴めたような気がします。

小島:

サクラって、なかなか感情移入が難しい役だと思うんです。光輝ちゃんが果敢に挑戦している姿を見て、本当にすごいなと感じていました。私が演じるアイは、“復讐するために姿を変えて乗り込む”という、強い意志を持つキャラクター。突き抜け方にもどこか正義がある気がしていて。でも、復讐しに来たはずなのにどんどん翻弄されていくので、演じている私自身、とてももどかしくて。アイちゃんは基本“信じすぎる子”なんですよね。

君島:

そうだよね。

配信元: anna(アンナ)

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