FIA F2の第13ラウンド、カタール・ルサイル戦の予選が行なわれ、オリバー・ゲーテ(MPモータースポーツ)がトップタイムをマーク。日曜日に行なわれるフィーチャーレースのポールポジションを、暫定で獲得した。宮田莉朋(ARTグランプリ)は16番手だった。
F2の予選は30分間。セッション開始から各車がコースインし、精力的にタイムアタックを行なった。コースを飛び出したり、スピンするマシンもある中、セッション折り返しを迎え、各車が一旦ピットに戻った段階で首位に立っていたのは、ランキング首位のレオナルド・フォルナローリ(インヴィクタ)で1分36秒996。全車中唯一1分37秒の壁を超えた。2番手にはゲーテ、3番手にはロマン・スタネック(インヴィクタ)が続く展開であった。この時点で宮田は12番手だった。
各車タイヤを履き替え、残り時間が12分を切った頃から最終アタックのためにコースインしていった。
この2セット目のタイヤで、各車ともペースアップ。まずはディノ・ベガノビッチ(ハイテックTGR)がフォルナローリが1セット目のタイヤで計測したタイムよりも優った。しかしこのベガノビッチを、ゲーテやスタネックらが上回っていった。
そしてもちろん、フォルナローリも黙ってはいなかった。彼は2セット目最初のアタックで1分36秒307と、最初のタイヤでのアタックタイムをコンマ6秒上回るタイムを記録。首位に返り咲いた。
これでフォルナローリの最速は決まったかと思われたが、ゲーテが2アタック目で渾身の走りを披露して1分36秒115を記録し首位に立った。フォルナローリも自身の持ちタイムを縮めるも、ゲーテに僅か0.04秒届かず2番手。ゲーテがフィーチャーレースのポールポジション獲得を決めた。
2番手がフォルナローリ、3番手にはヴィクトー・マルタンス(ARTグランプリ)が続いた。
フォルナローリと今季タイトルを争う面々は、ランキング5番手のアレックス・ダン(ローディン)が5番手とまずまずの位置につけたが、ランキング4番手のリチャード・フェルシュホー(MPモータースポーツ)が10番手、ランキング2番手のジャック・クロフォード(DAMS)が15番手、ランキング3番手のルーク・ブラウニング(ハイテックTGR)が18番手と、軒並み下位に沈んだ。ただフェルシュホーはスプリントレースのポールポジションを獲得した形であり、悪くない予選だったという見方もできるかもしれない。
宮田は結局首位から約1秒遅れの16番手で予選を終えている。特にセクター1で失ったタイムが大きかったようだ。

