
この動物園は以前から動物虐待の疑いが取り沙汰されており、2023年12月には州司法長官の動物法ユニットが約100匹を押収。治療を受けられない病気の動物や不衛生な環境、さらには多数の死骸が発見されたためだった。翌2024年3月、裁判所は71匹を政府管理下に置くと判断したが、残り29匹(キリンやラマ、ロバ、アルビノのビルマニシキヘビ、11匹のキツネザルなど)は動物園に戻された。
押収時に園内に残された4頭の成体キリンのうち2頭は妊娠していたが、出産の報告義務を施設が果たさず、子どもたちの所在は不明のまま。公的記録によれば、この動物園は過去10年間で少なくとも14頭の子キリンを母親から早期に引き離し、外部に送っていたという。
共同経営者グレッチェン・モーゲンセンは、裁判所命令に従って子キリンの所在を明かさなかったため100日間の禁錮刑を受け、2026年2月に釈放予定となっている。現在、当局は一般市民に情報提供を求めており、行方不明のキリンの赤ちゃんを巡る問題は全米的な注目を集めている。
