最近、SNSなどで「呪い代行」を見かける機会が増えていますよね。悩みが深いときほど、誰かに助けてほしい気持ちになるもの。でも、その気持ちにつけこんでお金だけ取る偽物もいるんです。
この記事では、危ない相手とそうでない相手を見分けるポイントを、わかりやすく解説します。
選ぶ前の参考として、ぜひチェックしてみてください。
呪い代行の詐欺が増えている理由
呪い代行に関するトラブルが増えているのには、いくつかの理由があります。今はネット上で「それっぽく見せること」が簡単で、本物と偽物の区別がつきにくい状況なんです。
さらに、悩んでいるときは気持ちにつけこまれ、冷静な判断が難しくなることも。
ここでは、なぜ詐欺が増えやすいのかを見ていきましょう。
SNSや匿名サイトで誰でも「呪い代行者」を名乗れる時代
今、呪い代行の詐欺が増えているのは、誰でも“代行者っぽく”見せられてしまうから。ネット上では、本名や実績を詳しく出さなくても活動できる場合が多く、名前や肩書きも自分で好きに決められます。
「呪い代行できます」と書くだけで、それらしい雰囲気が作れてしまうのです。
さらに、神秘的なアイコンや雰囲気のある画像をプロフィールに置けば、「なんだか本物っぽい…」と思わせることもできます。
こうして“名乗るだけなら簡単”な環境が、本物と偽物が混ざりやすい状況を生んでいるでしょう。
不安につけこむタイプの悪質な手口が多い
呪い代行の詐欺が広がりやすいもうひとつの理由は、“心が弱っている人ほど信じてしまいやすい”状況があるからです。悩んでいたり、不安が大きいときって、冷静に考える余裕がなくなりますよね。
そんなときに「話しを聞かせて」「あなたの力になってあげる」と、優しい雰囲気で近づいてくる人がいると、「この人なら頼っていいかも」と思ってしまいやすくなるもの。
悪質な代行者は、まず共感や寄り添う言葉で心の距離を縮めるところから始めます。強引には来ないので、気づきにくいのが厄介な点です。
心が弱っているときにつけこまれるケースが増えているため、こうした手口の詐欺も多くなっています。
偽物(詐欺師)に共通する特徴
偽物の呪い代行には、共通して見られるパターンがあります。サイトの雰囲気やメッセージのやり取りが一見それっぽく見えても、行動をよく見ると違和感が出てくるもの。
ここでは、怪しい相手に多い特徴をわかりやすくまとめました。
当てはまるようなら、少し距離を置いたほうが安心です。
依頼内容をほとんど聞かず、すぐ契約を迫る
偽物に多いのは、こちらの話をほとんど聞かないまま「契約しましょう」と急かしてくるタイプです。本来なら、悩みの内容や状況を確認してから対応が決まるはずですよね。
なのに悪質な呪い代行は、最初から「大丈夫です、任せてください」と話をまとめようとします。
まだ説明しきれていなくても、「今すぐ始められますよ」と、かなり前のめりな姿勢で決断を急がせることが多いのが特徴。
相談ではなく、契約を通すことが一番の目的になっています。
「すぐに効果」「限定割引」など焦らせる表現が多い
偽物の呪い代行に多いのは、こちらが落ち着いて考える前に“今すぐ決めさせよう”としてくるところです。たとえば、「今依頼したら、すぐ効果が出ます。この機会を逃すと難しくなりますよ!」とか、「今日中に契約したら特別に割引します」といった言い方をしてきます。
こうした言葉は、依頼者に焦りを感じさせて判断を急がせるためのもの。
本来であれば、ゆっくり説明して納得したうえで契約するべきなのに、その時間を取らせないようにしてくるのが特徴です。

