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6万6000円でホワホワ。RF45mm F1.2 STMを試す

ついつい開けて撮ってしまう

家の周りでスナップを撮った。


(RF45mm F1.2 STM、焦点距離45mm、F1.2、1/100、ISO100、EV±0、カメラ: EOS R6 Mark III)

実家から送られてきたゆずを砂糖漬けにしたものと、近所の野菜無人販売所で手に入れてきたニンジン葉(これのてんぷらが好きなのだ)。ボケ方の特性も均質ではなく、合焦してるところを外すと急激にボケる。


(RF45mm F1.2 STM、焦点距離45mm、F1.2、1/100、ISO100、EV±0、カメラ: EOS R6 Mark III)

庭のシシトウ。葉の間から実を探して収穫する。最初は見分けがつかないのだが、慣れてくるとこんな感じで実だけが見えるようになる。

(RF45mm F1.2 STM、焦点距離45mm、F5.6、1/80、ISO200、EV+1、カメラ: EOS R6 Mark III)

奥の柿も見せたかったので、F5.6まで絞った。

(RF45mm F1.2 STM、焦点距離45mm、F1.2、1/64、ISO200、EV±0、カメラ: EOS R6 Mark III)

歩いているうちに日が暮れ始めた。秋の桜の葉を。合焦したところの前後のボケが楽しくて、ついつい開放で撮ってしまう。

(RF45mm F1.2 STM、焦点距離45mm、F1.2、1/125、ISO100、EV±0、カメラ: EOS R6 Mark III)

遠くに見えた富士山を。手前の葉の落ちた桜の枝をボカしつつ。

45mmという画角は、オーソドックス過ぎて私は苦手。望遠や、中望遠で周りをカットしたり、遠近感を出したり、極端な広角で広がりを出したり……という手立てが使えないので、写真を撮る能力自体が問われそうな気がする。

(RF45mm F1.2、焦点距離45mm、F1.2、1/800、ISO100、EV±0、カメラ: EOS R6 Mark III)

街角のクリスマスイルミネーションを撮って、光の玉ボケを楽しんだ。ガラス玉の中にミントの葉が入ってるのだが、そこにピタッとピントが来るのもRFシステムの便利さ。手作業で合わせるのは大変だろう。

妻のポートレートを撮ってみた。

45mmという画角は親しい人を撮るのにいい画角だと感じた。35mmなどもっと広角だとパースが付くのを気にしなければならないし、中望遠になると他のものが配乗され過ぎる。ただ、そのままに写る画角なので、難しいなぁとは感じたが。

(RF45mm F1.2 STM、焦点距離45mm、F1.2、1/2000、ISO100、EV±0、フラッシュなし、カメラ: EOS R6 Mark IIII)

レビューにはなっていないかもしれないが、楽しかった

というわけで、ついF1.2のまま、いろんなものをボカして撮ってしまった。レビューとしてはもっといろいろな撮り方を試さないといけないのだと思うのだけれど、開放で撮るのが楽しかったのだ。

6万6000円と気軽に買える(というのもどうかとは思うが)レンズだし、気になる方は、ぜひお試しいただきたい。

(村上タクタ)

配信元: Dig-it

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