
俳優の水崎綾女が4年連続の写真集となる「Eu te amo(エウ・チ・アモ)」(講談社)を発売。11月29日に都内で発売記念イベントを開催し、イベント前に囲み取材に応じた。
■写真集4年連続発売は「不安とありがたいという気持ちでいっぱい」
2004年の「第29回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でベストグラビア賞に輝いてデビューし、ヒロインを演じた映画「光」(2017年)では「第70回カンヌ国際映画祭」でエキュメニカル審査員賞を受賞するなど、俳優として活動する水崎。約1年半ぶり7冊目の写真集となる今作は、沖縄・宮古島で撮影され、王道の妖艶さと成熟した美を纏う“禁断ボディー”を惜しみなく披露している。
水崎は「毎年毎年出していていいのかなっていう不安と、ありがたいなっていう気持ちでいっぱいです」と4年連続の発売について恐縮しながらも心境を吐露。
発売が決まり、「30代になってもコンスタントに写真集を出している」とコメントしていたが、その要因を聞かれると「デジタルの写真集を出している方は多いと思うんですけど、こうやって紙で出していいのかなっていうぐらい、毎年本当に売れているのかな?ってちょっと不安になるんですけど、要因…なんだろう? たぶん、20代、10代でグラビアをやっていた方で、惜しまず出す人がいないから、惜しみなく出しているからなのかな(笑)。でも、買ってもらっている皆さんのおかげです」と発売できることに感謝。
40代以降については「需要があれば供給していきたいと思います(笑)」とコメントした。

■「カブトムシなんじゃないかなっていうぐらい常にテカテカ(笑)」
そんな本作は「自分がこだわるというより、作っている方のこだわりが結構詰まっているなと感じています。今回もめちゃくちゃオイルを塗られて、カブトムシなんじゃないかなっていうぐらい常にテカテカな状態で(笑)。メークさんがずっとオイルのボトルを持って『オイル! オイル!』ってずっと煽られているのが面白かったです」とスタッフのこだわりの強い作品に仕上がっているそう。
「お尻がメインで出てくるんですけど、自分ではそう思っていなかったんですけど、『日本人っぽくないお尻だね』ってよく言われるので、チャームポイントなのかなというふうに、30代に入ってから思うようになりました」と照れ笑いを見せつつ、「お尻をめちゃくちゃ鍛えているってわけじゃないんですけど…ポテンシャルですかね(笑)」と報道陣の笑いを誘った。

■楽しかった撮影で「自分のかわいらしい一面を見つけられた」
また、「I Love You」という意味を持つ今作のタイトルについては「会社の偉い方がいつも決めているので意味は分からないんですけども(笑)、ブラジルのファンの方も結構多かったので、ポルトガル語にしたのではないかなって思っています。だからお尻なのかな? お尻だからポルトガル語なのかもしれないですね」と、笑顔をはじけさせた。
反響を聞かれると、「今回は割と女性の方も購入してくれているのが個人的にびっくりしたんですけど、女性から見ても憧れるというふうに言ってくださったので、今までは男性のファンの方が多かったんですけども、この写真集で女性ファンも増えたらいいなと思いました」とうれしそうな表情を見せる。
そんな本作の出来について「今回は100点です! いつも60点とか80点っていうふうにしているんですが、(これまでは)どちらかというとセクシーな感じで撮っていくことが多かったんですけど、自分ってこういう表情をするんだとか、自分の中で自分のかわいらしい一面を見つけられたような気がしたので、いいなと思いました」と満足げ。
「今回は表情であったりポージングであったり、初めてのカメラマンさんだったんですけど、すごく楽しくて愉快な方で、楽しく撮影ができたというところもあります」と撮影を振り返った。
そして、初めて訪れた宮古島については「ご飯がめちゃくちゃおいしくて、沖縄料理は元々大好きで。本島の味と宮古島の味が違ったんですけど、宮古島の味が合っていたのか、どれを食べてもおいしくて、また行きたいなって思います」とにっこり。好きな沖縄料理は「フーチャンプルーとかゴーヤチャンプルーとか、味付けがすごく好きです」と明かした。

■2025年は「何でも話せる友達ができた」
2025年を振り返り、「今年は、友達ができました。大人になってからできる友達ってたぶん少ないと思うんですけど、本当に何でも話せる友達というのができて」と打ち明け、「友達の友達みたいな感じで、たまたまハワイで出会ったんですけど、その子が誕生日にハワイに来ていたので、お祝いをしたらそこから仲良くなって。貴重な友達だなと思います」というエピソードを披露。
「その子と仲良く旅行に行ったり、ご飯に行ったりしています。10代の時から芸能界にいるので、自分の秘密だったり、お仕事のことだったりとかは言わないようにしていたというか、悩みを人に相談するタイプではなかったんですけど、その子に出会ってからは悩みをちょっとしたことでも伝えるというのがあって。学生時代があまりなかったので、学生の時の関係性ってこういう感じだったのかなというふうに、いま青春している感じです」と語った。
そして、「今年を漢字一文字で」とリクエストされる場面も。水崎は「考えてなかった~」と頭を抱えつつ、「え~…尻?(笑)」と答えを絞り出し、改めて写真集をアピール。「イベント自体は1年半ぶりとかだと思うんですけど、作品自体は1月に撮ったので。35歳の時のお尻なので、36歳のうちに撮れたら撮ります」と、「来年の“尻”」への意欲を見せていた。


