『ザ・リーヴPresents TEAM NOAH JUDGMENT』神奈川・横浜ラジアントホール(2025年11月29日)
○モハメドヨネ&木下享平&ガメラスvsザ・リーヴマスク・プリンス&リーヴマスク・改&リーヴマスク・X×
清宮海斗に酷似した“ザ・リーヴマスク・プリンス"なるマスクマンがTEAM NOAH興行に遅刻して降臨だ。
NOAHを長年スポンサードしてきたリーヴ社は、TEAM NOAH主体興行の『LIMIT BREAK』にも深く関わってきた。この日はTEAM NOAHの“解散か、継続か"を占うTEAM NOAH興行が行われたが、そのセミファイナルで『LIMIT BREAK』では恒例だったリーヴマスク軍団が出場した。
…が、肝心のリーヴマスクは「空き室で困った人を助けにいったため」欠場に。急きょリーヴマスク推薦選手として“ザ・リーヴマスク・プリンス"なる選手の出場が発表されたものの、緊急招へいだっただけにプリンスも試合開始には間に合わなかった。
それでも2対3のハンディキャップマッチ状態で試合が開始され、松永智充によく似たリーヴマスクXと、カイ・フジムラを思わせるリーヴマスク改が奮闘。やはり人数差で劣勢を強いられたものの、中盤過ぎに「すみません! 遅れました〜!」と叫びながらプリンスが駆け込んできた。
その声と背格好は“狂乱のプリンス"清宮に酷似。リングに走り込んだプリンスは、ジャンピングニーやドロップキックを繰り出して戦況を一変させると、佐藤和弘社長とも“共闘"してガメラスの急所を鉄柱に食い込ませる。さらには「空き室に困ったら、ザ・リーヴ!」の掛け声とともにヨネ相手にシャイニング・ウィザードも発射して一気の逆転勝利か…と思われた。
だが、最後はTEAM NOAHのヨネがX相手にラリアットで反撃すると、必殺のキン肉バスターで意地の勝利。遅刻したうえに勝利も逃した形となったプリンスは、バックステージで佐藤社長から「勝ってもらわないと困る」と苦言を呈され、肩をすぼめていた…。
【試合後のヨネ&木下&ガメラス】
▼ヨネ「今日はね、ザ・リーブマスク、いろんなことありましたけど、楽しい試合もやっぱTEAM NOAHの興行かなと思います。今日は大阪で試合があって…」
▼木下「間に合いました。僕は遅刻してません。何だよ? あれ。久しぶりにこのリングに帰ってきたと思ったら! あとからも入ってくるし。でも僕はNOAHの選手とまだ試合できてないんですけど、今日なんだか近づいた気がします」
▼ヨネ「そうだね」
▼木下「次はNOAHの選手とやってやるよ!」
▼ガメラス「ガメー」
【試合後のプリンス&改&X、佐藤社長】
▼X「きついですよ」
▼佐藤社長「アドリブ苦手だから…」
▼X「アドリブか、ドリブルか知りませんけど…」
▼プリンス「(佐藤社長に)真ん中来てください。ありがとうございます」
▼改「すいません、勝てなくて」
▼プリンス「ありがとうございます」
▼X「また機会を与えてください」
▼佐藤社長「勝ってもらわないと困る」

