スマックダウンが現地時間28日、コロラド州デンバーで行われ、中邑真輔がチーム・サミの一員としてMFTとのオリジナル・サバイバーシリーズ・イリミネーションマッチに臨んだものの、タマ・トンガに敗戦。MFTが5対5マッチを制した試合後、ワイアット・シックスを率いるアンクル・ハウディがソロ・シコアを襲撃した。
中邑は復帰戦となった10・10ロウでサミ・ゼインが保持していたUS王座に挑戦したものの、MFTが試合をぶち壊し。これを機にシコア率いるMFTとの抗争に突入してきた。そしてこの日、ゼイン&モーターシティ・マシンガンズ(アレックス・シェリー&クリス・セイビン)&レイ・フェニックスとチーム・サミを結成し、シコア&タマ&トンガ・ロア&JCマテオ&タラ・トンガと5対5イリミネーション戦で激突した。
序盤、中邑はマテオに飛びヒザ蹴り、タマにジャンピングハイキック、ロアに延髄斬りを次々に放つ大立ち回り。マテオをスライディングジャーマンで叩きつけた。そしてセイビンがジャックナイフでマテオを丸め込んで3カウントを奪取してチーム・サミが先制。中邑もタマにジャンピングスピンキック、カカト落とし、後頭部へのダイビングニードロップの猛攻に出た。すかさずキンシャサの構えに入ったものの、シコアに妨害されると、タマのカットスロートを食らって3カウントを聞き、失格となってしまった。
その後、ロア、シェリー、セイビン、フェニックスが次々に姿を消し、リング上は3対1とMFTが圧倒的に有利な状況に。孤立無援となったゼインはヘルヴァキックでタマを破り、タラをリングアウトに葬って粘ったものの、最後はシコアのサモアンスパイクを食らって3カウントを聞いた。
イリミネーション戦はシコアの一人残りでMFTに凱歌が挙がった。試合後、シコアが勝ち名乗りを受けると、突然場内が暗転。照明が灯ると、エプロンにワイアット・シックスの面々が現れた。驚くシコアの背後にハウディが出現。振り向いたシコアはシスターアビゲイルの餌食となってしまった。チーム・サミとの5対5マッチを制したMFTはワイアット・シックスとの抗争に突入することになりそうだ。
今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。

