恋人に、「異性と2人の外出は禁止、食事するのもダメ!」なんて断言している友人がいました。
え? そんなの当たり前?
でもその2人別れちゃいましたよ。彼氏が隠れて浮気していて……。
私見からいわせてもらうと、「私以外の女性を見ないで」なんて言ってる人に限って裏切られちゃう確率が高いみたい。
“でもだからって放任できないでしょ!?”
そりゃそうです。さまざまな女性に目を奪われるのは男性の本能ですからね。
ではどうすればいいかというと……
「ダメ!」とか「許さない」という否定的かつ断定的な言葉を使わずに上手に牽制するんです。
今回は男性をうまくコントロールする『可愛い嫉妬』と、惹きつけて離さない『可愛いセリフ』についてお話しましょう。
プライドをくすぐる『可愛い嫉妬』

冒頭でも述べましたように、男性が恋人がいても他の女性に目を奪われるのは、彼女を嫌いになったとか特別女好きだとかではなく本能です。
本能を抑圧されると人はストレスを感じます。
いつも「浮気しちゃダメだからね」と縛られたり、女子高生に目をやっただけで怒られたり、ましてやアイドルを可愛いと言っただけで頭ごなしに馬鹿にされたりしたら……疲れます。面倒になって逃げたくなります。
ダメって言われれば言われるほど、「浮気、浮気、浮気……」と頭の中が『浮気』でいっぱいになって、他の女性をかえって意識するようになります。
では何て言えばいいのか? それは……
「許さない」じゃなくて「許す」って言えばいいんですよ!
「食事くらいなら許すよ、いやだけど」
ちょっと拗ねた言葉をつけ足す“可愛い嫉妬”の言葉は、男性のプライドをくすぐります。
『俺のことがほんとに好きなんだな』と思わせるのと、『俺を縛ろうとしてるな』と思わせるのでは大分違うでしょう? もっといえば、「浮気は絶対許さない!」ではなく、「浮気は3回まで許す。3回だけよ」なんてのもアリ。
もちろん本当は1回でもイヤですが、こんな風に言われると男性的には、「何言ってんだ、浮気なんかしないよ」「するもんか!」と、なるものです。
「好き」という言葉の“代わりになるセリフ”が可愛い
男性が女性に対して「可愛いな」と思うセリフはどういうのだと思いますか?
「あなたが好き」? 「愛してます」? ?
悪くはないですが日本人男性はどうもその言葉に照れがあるみたい。
なので、それを違う言葉で表現するんです。
“あなた色に染まる”なんて言葉があるでしょう?
演歌の歌詞のようですが、実際男性は合わせて貰ったり、同調して貰うのを好みます。
「白い服が好き」と言うなら「白いスカート着てきたよ」とデートに現れれば可愛いし、好きなアーティストがいるなら「私にもCD聞かせて」と言われればまんざらでもない。
スポーツが趣味の彼氏には「私にも教えて」、「観戦連れてって」なんてのもいいでしょう。
「好き」という言葉以上に、それが伝わる“代わりになるセリフ”を男性は可愛いと感じます。
なんでも言うなりってことじゃないですよ。
彼氏が興味を持っていること、好きだと言っていることを否定せず寄り添ってあげればいいんです。
男性は、「ああ俺のこと好きなんだ」「俺に興味があるんだなあ」って実感して嬉しくなります。
恋人を惹きつけて離さない女性はこういった『可愛いセリフ』をさり気なく口にしています。
