●カフ型オープンイヤーならではの快適性は抜群!
耳に対する圧が少ないという流れで、装着感にも言及したい。JBL Soundgear Clipsはカフ型オープンイヤーとしてのメリットに対してもベストを尽くしており、軽やかなのに落ちない快適さを実現している。メモリーワイヤー入りのソフトなTPU素材と安定したクリップ設計で、柔軟性はあるが耳に挟めばしっかりとロックされて、非常にズレにくい。
耳の中でフィットするイヤホンと異なり、カフ型オープンイヤーはあまり耳の形に左右されない。耳の裏の固定部位を上下させてちょうどよいポジションを見つけることができれば、ほとんどの人にとってベストなフィッティングになるはずだ。その感覚は大げさではなく装着しているのを忘れるほどで、片方を落としてもそれに気づかないほどだ(実際、筆者は外で片耳から外れたのに気づかずに焦った)。
●音楽だけでなく、仕事も快適にする工夫が満載
カフ型オープンイヤーの長所として、常時装着して音楽を聴く以外の用途でもシームレスに利用できることが挙げられる。JBL Soundgear Clipsはそのあたりの性能も優秀だ。外音もしっかり取り込んでくれるので、ボリュームを抑えていれば会話もスムーズにできる。また、四つの通話用ビームフォーミングマイクを搭載しているため、オンライン会議や電話するときも快適だ。
片方の耳の装着だけでも使える「デュアルコネクト」や2台のデバイスに同時接続可能な「マルチポイント」に対応しているのもうれしい。筆者はオンライン会議や電話の頻度がかなり高いが、PCとスマホの切り替えを意識しなくて済むのは、抜群に快適だった。つけっぱなしのスタイルを志向するなら、必須の機能といっていいかもしれない。
バッテリーの最大再生時間はイヤホン本体だけで8時間、充電ケースが24時間で、合わせると32時間となる。急速充電にも対応しており、10分間の充電で3時間の再生時間をチャージできる。四六時中装着していても、寝るときに充電していれば、急な電池切れに困ることはないと思う。

