そこで今回は、エディオン横浜西口本店で、音響担当おすすめのワイヤレススピーカーを教えてもらうことにした。買い替えを考えている人や、初めて購入する人は参考にしてみてほしい(BCN+R 寺澤 克)(取材日:10月30日)。
※1 価格は取材当時のものです。
●なぜワイヤレススピーカー? 格段に長くなった再生時間 動画投稿の流行も後押し
話を聞いたのは音響コーナーを担当している小島さん。エディオン歴16年と経験豊富で、趣味でギターを弾いている。もちろんシアターシステムやコンポなどオーディオ関係にも詳しく、最新商品は、実際に購入して自ら試してみることも多いそうだ。早速話を聞いてみよう。
──最近はワイヤレススピーカーを目にする機会が多いですよね。
小島さん(以下敬称略) はい、一番大きな要因はバッテリーの駆動時間が年々長くなっていることですかね。また最近では、ダンス動画をTikTokやYouTubeで投稿するから、高音質なスピーカーが欲しいといった声も聞きます。音質を重視すると1.5万円以上と少し値段が張るモデルが多いですが、それでも購入されるお客様は多いです。
──バッテリーは本当に長持ちするようになりましたね。
小島 そうですね。例えば、10時間以上どころか1日使えるなんてスピーカーも登場していますからね。あとは野外使用を想定して、防水仕様となっているモデルもたくさんあります。
●ワイヤレススピーカー おすすめ3選 丈夫で長持ち 音質面も抜かりなし!
──それでは、おすすめの製品を紹介してください!
小島 わかりました。おすすめのワイヤレススピーカーをいくつかご紹介しますね。
楽器を使うならよく知っている Marshall ワイヤレススピーカー「WILLEN II」
小島 まず一つめは、マーシャルの「WILLEN II」です。
──マーシャルといえばギターアンプですよね。
小島 そうですよね。楽器を使っていたことがある人なら、誰でも知っていると言っても過言ではないでしょう。このWILLEN IIは、これまでのオーディオ製品のノウハウを生かしたサウンドが特徴です。低音だけでなく、中音域、高音域もしっかりときれいに表現してくれる、そんなスピーカーとなっています。
──デザインも特徴的ですね。
小島 街中でマーシャルのヘッドホンを付けている人、結構見たことありませんか?マーシャルってデザインも一貫していますよね。このクラシカルなデザインが人気を集めていまして、そこも一つの強みかと思います。こちらのカラーはホワイトですが、おなじみのブラックも展開していますよ。
バッテリーも連続再生で約17時間持ちますし、IP67の防水防塵規格を取得しているので、野外でも安心して使えます。それと、裏には、固定用のストラップが付いていますから、使い方を考えてみるのも楽しいですよ。通話用のマイクとしても使えるのもうれしいですね。
ジャンルに応じたモード切替 縦置きで聞こえ方が変わる!? SONY「ULT FIELD 1(SRS-ULT10)」
小島 次にご紹介するのはソニーの「ULT FIELD 1(SRS-ULT10)」です。
──これにはどんな特徴があるんですか?
小島 これは、シリーズの中では一番小さいモデルなんですけど、高音域をカバーするツイーターがしっかり搭載されているんですよ。だから、こちらもバランスが良いサウンドを鳴らしてくれます。
小島 それと「もうちょっと低音が欲しいな…」と思ったら、この「ULT」ボタンを押せば、すぐに低音が効くようになります。
──使い分けられるんですね。
小島 そうなんです。聞くジャンルによっては、低音が欲しいといったこともあるかと思います。逆に低音がイヤなら、オフにしてしまえばいいですしね。曲のジャンルによってオン・オフを使い分けるのが、おすすめの使い方です。
それと、縦に立てて使えるんですがこれが面白いんですよ。
──面白い?
小島 両面にスピーカーが付いていてよく振動するんですが、立てて使うと、その振動が下の部分に伝わって、低音がより聞きやすくなります。どこに置くと振動が伝わりやすいのか、探してみるのも面白いかもしれません。
小島 そして、専用スマホアプリ「Music Center」を使えば、イコライザーで音質を調整できますから、「ULT」ボタン以外にも調整の幅があって使いやすいのもいいですね。
ちなみに、こちらのモデルは再生時間が約12時間。IP67相当の防水防塵性能を持っています。野外で使っても安心ですね。カラー展開もブラック・オフホワイト・フォレストグレー・オレンジの4色。2台つなげてステレオ再生を楽しめるStereo Pair機能や、ハンズフリー通話機能など、便利機能も搭載しています。
ムードも作れる みんなで囲んで使うと楽しい BALMUDA「The Speaker」
小島 最後にご紹介するのがBALMUDAの「The Speaker」です。
──見たところスピーカーっぽくは見えないですね。
小島 ランプみたいですよね。バルミューダと言えば、オーブントースターとか電子レンジとか、オシャレな家電製品を作っているイメージが強いでしょうか。これも結構凝った造りになっています。
このランプは飾りではなくて、音楽を流すと、音に合わせて、光が点灯するんです。
──なかなか珍しいギミックですね。
小島 しかも、常時点灯させたり、点滅させたりできる、三つのモードが用意されているんです。
あとは、音が出る部分、スピーカーユニットの位置にも注目してください。
──上に向いているんですか?
小島 そうなんです。みんなで音楽を聴いたときに、それぞれで聞こえる音に差が出てしまうのが一般的ですが、この商品は上から音が降り注ぐようなイメージです。だから置き場所に左右されず、どこでも同じような音が聞こえるんです。
音質は、割とおとなしめで、低音~高音バランスが良いです。光るギミックを活用した雰囲気作りができるので、薄暗い場所、テントの中とかで使ってみると楽しめるんじゃないでしょうか。
──友だちとグランピングなんかでも使ってみたいですね。
小島 ちなみにこちらの連続再生時間は約7時間となっています。カラーはブラック、ホワイトの二色の展開です。ライティングを生かしたスタイルが気になるという人は、検討してみても良いと思います。

