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5年目のJ・ジョンソン台頭で好調を維持するホークス。一方で加速する“ポスト・ヤング”構想<DUNKSHOOT>

5年目のJ・ジョンソン台頭で好調を維持するホークス。一方で加速する“ポスト・ヤング”構想<DUNKSHOOT>

ケガ人が相次いでいる今シーズンのNBA序盤戦で、アトランタ・ホークスもエースのトレイ・ヤングをヒザの負傷で失った。

 現地時間10月29日に行なわれたブルックリン・ネッツ戦の第1クォーターで退いたヤングは、診断の結果、幸い前十字靭帯の損傷は免れたが、数週間の離脱と発表された。

 試合後の会見の席でクイン・スナイダーHC(ヘッドコーチ)は、「トレイのような有能な選手、とりわけボールを保持してオフェンスの指揮を執る選手を欠くことになれば、当然、修正は避けられない」と苦しい胸の内を吐露。

 リーグ屈指のアシスト力と打開力を持つヤングが、相手ディフェンスを引きつけてシュートチャンスを作り出すのがホークスのオフェンススタイルであるだけに、その切り込み隊長が不在となることで、指揮官は周囲の選手にステップアップを求めていた。

「ルーク(ケナード)、ニキール(アレキサンダー・ウォーカー)、ダイソン(ダニエルズ)、JJ(ジェイレン・ジョンソン)ら、彼らの誰であっても、全員がパスを回してプレーする意識を持つことが重要なポイントになる。その点について強化していく必要がある」

 ところが、このヤング不在時のスタイルは見事にはまり、エース欠場後は5連勝を含む10勝5敗と健闘している。
  勝ち星を挙げたのはインディアナ・ペイサーズやニューオリンズ・ペリカンズといった下位勢が多かったとはいえ、そうした相手に取りこぼさないことこそが勝率を下げないためには重要だ。

 そしてこの間、傑出したパフォーマンスを披露しているのがフォワードのジョンソンだ。

 2021年のドラフト1巡目20位でホークスに指名された203cm・99kgのフォワードは、ヤングとは真逆の、パスを散らしてボールをチーム全体でシェアするスタイルで、高いディフェンス力も備えている。

 そうした活躍は数字にも表れており、ヤング離脱後は平均8.1アシストをマーク。11月13日のユタ・ジャズ戦では、31得点、18リバウンド、14アシスト、7スティールと、いずれもキャリアハイのハイパフォーマンスで、キャリア初の週間MVPにも選出された。

 デューク大出身の23歳は、初の受賞について次のように語っている。

「努力の積み重ねが、自分を想像を超える場所まで導き、思いもよらない機会を与えてくれることを、改めて実感している。この賞をとても誇りに思うよ。でも、まだまだやるべきことは山積みだ」 ジョンソンは、昨季のMIP候補にも挙がっていた。受賞したのはチームメイトのダイソン・ダニエルズだったが、ポイントフォワードとしての才覚を存分に発揮している彼については、早くも今季のオールスター入りを望む声も聞こえてきている。

 また、同時に浮上しているのが『ホークスはヤング時代から脱却して、ジョンソンを中心とした新たな時代へ舵を切るべき』という声だ。

 今季終了後にフリーエージェントになる可能性のあるヤングを今季中に放出することは理論的にもあり得る話だが、かといって『ヤング級の攻撃力を持つ選手はそう簡単には見つからない』とったトレード反対説もまた存在している。
  現在ホークスには、ジョンソン以外にも、好ディフェンダーのダニエルズや、2024年ドラ1の万能型ウイング、ザカリー・リザシェイ、スペーシングが巧みなアレキサンダー・ウォーカー、今季のシックスマン賞候補に挙げられるビッグマンのオニエカ・オコング、得点力のあるクリスタプス・ポルジンギスら、タレントが揃っている。

 大エースが不在になったことで、「全員で役割を分担しよう」という心意気のもと臨んだプレーが結果的に良い形に転じたが、ヤング復帰がさらにチームを押し上げるブーストとなるのか、それともバランスを崩してしまうことになるのか。

 そんな展開も含めて、今季のホークスは、イースタン・カンファレンスの注目チームの一角と言えよう。

文●小川由紀子

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配信元: THE DIGEST

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