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【DDT】To-yが母親のアシストで高木破ってEXTREME王座V5

【DDT】To-yが母親のアシストで高木破ってEXTREME王座V5

『BE AMBITIOUS〜秋闘乱舞〜』(2025年11月30日)
DDT EXTREME選手権試合 ○To-y vs 高木三四郎×

 To-yが母・小嶋美和さんのアシストを得て高木三四郎を破り、5度目の防衛に成功した。

 王者・To-yが指定した試合形式は「ウェポンギャンブル」。高木のポケットマネーを元手として、事前に選手それぞれが公営ギャンブルを行って資金を増やし、凶器を購入。試合では一定時間ごとにランダムでその凶器が投入される。それと同時にリング上でワンカードポーカーが行われ、勝利(大きい数字を引いた選手の勝ち)した選手のみがその凶器を使用することができる。ギャンブルに負けた選手が使用した場合は反則となる。試合の決着は3カウント、ギブアップ、KO、TKO、場外リングアウトなど通常のプロレスルールに準ずる。

 ところが両者ともに公営ギャンブルで資金は増えず。20日には2人して、ボートレース多摩川に繰り出したが、全く利益が出ず。結局、資金がいらない凶器が投入されることになった。

 まずはエルボー合戦を展開し、To-yがドロップキックを叩き込めば、高木はテキサスクローズラインを見舞った。最初のウェポンは「ノーギャラレスラー」で、6人の無報酬レスラーがポーカーで負けた高木を攻め込む。2番目のウェポンは「高木のアタッシェケース」で、これもポーカーで勝ったTo-yとノーギャラレスラーたちが高木を攻めた。

 高木は自身のアタッシェケースを持って南側客席に逃走。3番目のウェポンは「ドラマティックドリーム号」でポーカーは高木が勝利し、ノーギャラレスラーを引いた。4番目のウェポンは「To-yの実家のママチャリ」でTo-yが使用権利を得たが、高木のドラマティックドリーム号と正面衝突で相打ちとなった。

 5番目のウェポンは「To-y母親との保護者面談」で、客席で観戦していた母・美和さんがリングイン。ポーカーで勝った高木は「To-y君はギャンブル依存症で僕の全財産を巻き上げたんですよ!」と泣きを入れ、「ギャンブル依存症から更生させたいんで、お母さんからも一言お願いします」とマイクを渡した。

 すると美和さんは「ギャンブルばかりで、カードの分割地獄になっております。困ってるんで、高木さん、よろしくお願いします」と懇願。高木はプラスチックケースでTo-yの頭を殴打したが、これにブチ切れた美和さんは「何するんですか!」と叫んで高木に張り手を見舞った。間髪入れずTo-yも張り手を打ち込むと、コジマワンダーランドでプラケースに投げつけて3カウントを奪った。

 5度目の防衛に成功したTo-yは「ギャンブルはもう…やめません! 親に借金してでもやめられないけど、借金なんかすぐ返して、俺がギャンブルしてもなくなんないくらい稼げばいいんだろ! 俺のギャンブル依存症が勝つか、稼ぎが勝つかの勝負だ。やってやるよ」と宣言。「EXTREME持ったら何が正解で、何が不正解か分からない。でも俺は俺を信じる。俺こそがジ・オーセンティックだ。もっとオーセンティックなTo-yを見せてやる」と言い切ると、最後は親子で「全員、DDTにカモーン!」と叫んで締めくくった。

 バックステージで母とともにコメントしたTo-yは「高木三四郎にすべて狂わされて。EXTREME…。でも母のおかげで防衛できてよかった」と安堵。「これからも借金していくと思うし、でもそれ以上に稼いで、僕のギャンブル中毒が勝つか、稼ぎが勝つか勝負。これからもっと防衛して勝ち進んで稼ぎまくって親孝行をもっとしていくから。まだしてないけど」と誓っていた。

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