開業から299回目のホリデーを迎える大丸心斎橋店では、2025年12月25日(木)まで、本館各階で特別なクリスマス装飾を楽しめます。
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- 大丸心斎橋店の建築に潜む動物たち
- アート&建築が織りなすクリスマス装飾
大丸心斎橋店の建築に潜む動物たち
御堂筋側入口 館内欄間ステンドグラス。「キツネとツル」のイソップ寓話から引用したとされます。
心斎橋筋側 入口上には、孔雀レリーフが。
御堂筋側 入口上には 左から鷹3羽、ペリカン3羽が並び、下段には羽を広げた孔雀2羽のレリーフが。
御堂筋側入口風除室。「ウサギとカメ」のイソップ寓話から引用したとされます。
大大阪時代のランドマークとして1933年に完成した大丸心斎橋店旧本館は、アメリカ出身の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズにより設計されました。
約80年の時を経て、2019年に大規模建替えを実施し新本館としてグランドオープン。歴史ある外壁の保存再生や、意匠的価値の高い内装材も可能な限り再利用・復原し、ヴォーリズ建築を継承しています。外観や館内には、クジャクやカメ、キツネ、ウサギなどの動物たちが装飾意匠として使用されている点も注目です。

