2025年F1カタール・グランプリで再びマクラーレンから勝利を奪い取ったフェルスタッペンは、マクラーレンの「ホラー映画の悪役」呼ばわりについて、「チャッキー」と呼んでいいと冗談めかしていた。
カタールGPで3番グリッドから勝利したフェルスタッペン。予選ではマクラーレン勢に先行されていたものの、相手の戦略が裏目に出たことで勝利し、タイトル争いで首位ランド・ノリスとの差を12ポイントまで縮めて最終戦に乗り込むことになった。
彼は記者会見で、マクラーレン・レーシングのザク・ブラウンCEOが何度もタイトル争いに舞い戻ってくるフェルスタッペンのことを「何度も戻ってくるホラー映画のキャラクター」に例えていたことについて質問されると、次のように答えた。
「チャッキー(映画チャイルド・プレイに登場する悪役の人形)と呼んでくれても良いよ」
フェルスタッペンは笑いながらそう答えた。
「まあ、あれも見たし、けっこう面白いと思った」
「僕としては、自分自身に集中するだけだ。クルマに乗ったら、他の皆と同じようにベストを尽くそうとしているんだ。自分にコントロールできるのはそれだけだろ? だからそこに集中するんだ」
フェルスタッペンがカタールGPで勝利できたのは、序盤にセーフティカーが入った際、マクラーレンがステイアウト戦略を選んだことが大きな要因となっている。
ブラウンCEOも「大きなミス」と表現したこの戦略を大いに利用して、フェルスタッペンは勝利することができた。
逆転で5連覇の可能性も見えてきたフェルスタッペン。残すは最終戦アブダビGPのみだが、彼はリラックスしていると話す。
「今はずっとリラックスしている。12ポイント差だとわかっているし、ポジティブな気持ちで向かうだけだ。全力を尽くすけど、もしタイトルを獲れなくても、素晴らしいシーズンを送ったことに変わりはない。だから本当に気にしていない」
「だからプレッシャーがかなり軽くなる。今日のように、ただ楽しみながら走るだけだ」
「『まあ、どうなるか見てみよう』という感じで今日もスタートしていた。クルマに乗れば常に最大限を引き出そうとしているし、アブダビでもそうするつもりだ。でも同時に、タイトルを狙うには外的要因に頼る必要があることも理解している」
「それでも、今日のレースが示しているように、退屈で単調になると思っても実際はそうではなかったりする。だからアブダビも同じような展開になることを期待している」

