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ノリスとピアストリの“平等”を貫いてきたマクラーレン、三つ巴決戦の最終戦も変わらず「オスカーにもチャンスがあることを尊重しなければならない」

ノリスとピアストリの“平等”を貫いてきたマクラーレン、三つ巴決戦の最終戦も変わらず「オスカーにもチャンスがあることを尊重しなければならない」

2025年のF1最終戦アブダビGPは、マクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリ、そしてレッドブルのマックス・フェルスタッペンの3人によって王座が争われる。これまでふたりのドライバーを平等に扱ってきたマクラーレンは、アブダビでもそのアプローチに変わりはないという。

 カタールGPでは、セーフティカーラン中にステイアウトするという戦略が失敗したことで、マクラーレン勢は大きくタイムロス。ポールシッターのピアストリはフェルスタッペンに敗れて2位、ノリスもポジションを落として4位という結果に終わった。

 これでフェルスタッペンはポイントリーダーのノリスとの点差を12点に縮めた。ピアストリもノリスと16点差につけており、最終戦は激しい争いになることが予想される。

 マクラーレンのアンドレア・ステラ代表はレース後、セーフティカーのタイミングで2台がピットインしなかったのは、他が全車ピットインすることを予期できていなかった上に、戦略の柔軟性を保ちたかったからだと説明している。ただやはり、2台同時ピットストップは後ろにいるノリスがタイムロスをするリスクもあり、どちらのドライバーも不利な立場に置きたくないというチームの意向が働いた結果なのでは……と多くの人々が指摘している。

 そして最終戦に向けては、ノリスもピアストリもタイトルの権利を残している状況。数字上はノリスの方がかなり優位な立場にあるが、マクラーレンが彼らをどのように扱うのか。

 これについてステラ代表は、Sky Sports F1にこう説明した。

「まず第一に、オスカーが非常に落胆していることは理解できる。彼はスタートから完璧だったからだ。速さがあり、本当に堅実で安定していた。ランドも同様であり、ドライバーたちはその素晴らしいパフォーマンスに相応しい結果を得るべきだった」

「レースのアプローチについて言うと、我々は常にふたりのドライバーに対して可能性を残す形にしたい。ふたりともチャンピオンを獲得できる状況にあるからだ」

「F1の歴史を振り返ると、2007年のキミ・ライコネンのように、ランキング3位からチャンピオンになった例もある。2010年(のセバスチャン・ベッテル)も同じような状況だった。オスカーにもチャンスがあることを尊重しなければならないし、我々はふたりを自由に戦わせる」

 またステラ代表は、フェルスタッペンがタイトル争いにとって大きな脅威であることを認めつつ、来週のアブダビGPへ向けた準備についてこう続けた。

「これまで通り、振り返りと準備が重要だ。我々はこれまで積み上げてきたレース準備の方法に基づき、綿密かつプロフェッショナルに取り組む必要がある」

「同時に、ここ数戦で得た重要な情報を処理し、見直し、必要な調整を行なわなければならない。競争が非常に激しい中で、我々は完璧を求められている。今日のレースやラスベガスGPで見たように、完璧でなければチャンスを逃すことになる」

「我々はまだ自力でチャンピオンシップを決められる状況にある。あとは、必要な結果を引き出すパフォーマンスとレース運びをしっかり実行できるかにかかっている。チームはすでに非常に団結した組織であることを証明しているし、厳しい結果の後でも建設的な議論が常に行なわれている」

「だからこそ今回も、オスカー、ランド、そしてチーム全員で万全の準備を整え、シーズン最終戦に強い覚悟で臨む」

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