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〈写真集1万部突破〉「正直、私の方がビジュも体もいいのに…」と若手グラドルも嫉妬、43歳で水着になった元NHKアナに「なんで売れていると思いますか?」と聞いてみた

〈写真集1万部突破〉「正直、私の方がビジュも体もいいのに…」と若手グラドルも嫉妬、43歳で水着になった元NHKアナに「なんで売れていると思いますか?」と聞いてみた

元NHK沖縄のアナウンサーで、現在はラジオ沖縄でレギュラー番組を持つ竹中知華さん(43)が11月17日発売の「週刊プレイボーイ」で初挑戦したグラビアが話題になっている。なんでも同日発売されたデジタル写真集『TOMOKA』(1650円)は発売からわずか1週間で1万ダウンロードされたという大反響ぶりだという。この反響を業界関係者や若手の現役グラドルたちはどう見ているのか。

最初は断る気でいたんです」

竹中さんのアナウンサー歴は長い。

05年に新卒で青森朝日放送に入社してアナウンサーを経て、岩手朝日テレビに転職、さらにNHK沖縄放送局に入社しキャスターとしてニュースを読んでいた頃から「このNHKキャスターの胸がすごい」などと注目されるように。

その後、2015年4月からフリーアナウンサーに転向し、17年10月にラジオ沖縄に入社、現在は『華華天国』のパーソナリティを務める。

竹中さんはグラビア出演の経緯を「グラビアのコーディネーターさんから『水着グラビアに挑戦してみないか』と誘われましたが、最初は断る気でいたんです」と振り返る。

「『週プレさん、本気なのか?』と思いつつ、43歳の私に声をかけていただくなんて驚いたので、せっかくなら私のレギュラー番組『華華天国』のリスナーさんに相談してみようと思ったんです。実現してもしなくても、皆さんも楽しんでくださるかなと思って。

メールでいろんな意見をもらったのですが、結果は8対2でグラビアに賛成が圧倒的に多くて、特に女性リスナーから『年齢は関係ない。今が一番若いんだから』と心強いお言葉をいただきました。

なかには『竹中さんが嫌な思いをしないか心配』という声や『衣装次第じゃない?』という課題もいただき、挑戦しようと決断しました」

デジタル写真集『TOMOKA』の内容は、胸がかなり強調されたドレスからビキニや下着と、初のグラビアにしてはかなり「大胆」と思える衣装の連発だ。このような衣装に関して、ラジオ沖縄の上層部はどう見ていたのか。竹中さんは言う。

「グラビアのオファーをいただいた時は『好きなようにやりなさい』と言われ、上がった写真を見せた時も『頑張ったな。応援してるよ』という反応でした。そして今現在はラジオ沖縄で番組も持っていることはきちんと明記してほしいとだけは言われました。

あと念のため私からお伝えしておきたいのが、週プレさんにも『元NHKアナ』という表記をしてもらいましたが、これは正確には違い、東京で雇われた正社員がアナウンサーで地方採用はキャスターなのです。だから本当は私は元NHKキャスターです」

そして驚くべきことに、デジタル写真集が発売された翌日には若手グラドルやタレントをおさえてデイリー、ウィークリーランキングで1位になったという。11月28日時点で1万ダウンロードを超える。週刊プレイボーイ編集部の担当者は言う。

「もともとリスナーのファンがいらっしゃることやラジオ沖縄で出したCD付き写真集の売れ行きも反響があったとのことでしたので、話題になる予想はついていました。

こちらのグラビアを告知した時点で予約数が数千部入りましたので、すでに手応えを感じていたのですけど…発売後に1万ダウンロードに到達するまでが最速記録と言えるほどで、想像以上の事態に驚いています。編集部も『これぞザ・グラビアだ』と沸いています」

今回のことについて、業界関係者はどう見るか。数々の写真集やイメージDVD制作にも関わる有限会社ルージュの本田正樹氏は言う。

「やはりグラビアはなんといっても巨乳の需要があります。それに竹中さんには元NHKアナで現在はパーソナリティという、普段ビキニなどにならない人がなったという希少性がありますね。

さらに元NHKアナと言っても和久田麻由子さんのような高嶺の花ではなく親しみやすさがあり、なんとなく庶民的という凄まじい魅力がある。もともとのファンがいらっしゃったことですし、売れて当然という印象です」

応援しようという思いから写真集を購入するのはすごいことだと思います」

しかし、竹中さんのデジタル写真集の爆売れ状態を必ずしも「すごい!」「快挙!」と思えず、複雑な思いを抱える若手グラビアも少なからずいるのではないか。

グラビア歴1年の新人グラドルは「正直、私の方が圧倒的にビジュも体もいいのに。でも数字がすべてですからね…」と肩を落とすが、グラドル歴3年でデジタル写真集は10冊以上出す中堅グラドルのAさん(25歳)は少し違う意見だ。

「私のデジタル写真集は売れて1000部ちょっとでしたから、単純にすごいなーって思いました。ムカつくとか嫉妬とかは一切ないけど、水着になる前提の私たちと、水着になろうはずもない元NHKアナさんとかが出したらそれは売れるだろうと。スタート地点がすでに違いますからね……。

一方で竹中さんと同じ年齢の熊田曜子さんの体の方が圧倒的に絞れてて完璧に近い感じなのに、その熊田さんの写真集よりも初速の売り上げがすごいというのは複雑な思いですね」

さらに、グラドル歴15年のBさん(35歳)は「今回初めて竹中さんの存在を知りましたけど、何気にInstagramなどのSNS更新はガチで頑張ってますね」と指摘する。

「リスナーさんのためなんだと思いますけど、毎日『おはよう』って更新は欠かさず行なっていますし、決してオシャレといえない地味な私服に斜めがけのポーチで胸を強調させている、しかも無意識でやってるように見える感じが、おじさんたちの好きな感じがとても詰まってると思いました。

おじさんはオシャレとか映え写真とか苦手ですからね。パーソナリティとしてファンがしっかりといる方ですし、しかもその方々が応援しようという思いから写真集を購入するのはすごいことだと思います」

グラドル歴16年で自身を「底辺グラドル」と称しながらライター活動も行なう吉沢さりぃ氏は言う。

「最近の若い子のグラビアは綺麗すぎて、ほぼ完璧に近い感じなんですよね。でも本当に男性が好きな体って、どこかイモっぽかったり、お肉が少しポワンとしてる感じの『肉感』なんじゃないかと思うんですよね。そんな中で竹中さんはおっぱいもあって、お腹周りの感じも最高にベストだと思います」

この現在の反響について、竹中さん自身はこう戸惑いながらも喜びの声を上げる。

「本当に撮影するまでは怖くて緊張しましたし、撮影当日も日和(ひよ)っていましたが、このように反響をいただき本当に嬉しいですし、皆さんに感謝しています。

撮影する前は『これで最初で最後だろう』と思っていたけれど、撮影が終わってからは『最後って決めつけなくてもいいのかも』という思いも芽生えたりしました。

週プレさん本誌のグラビアのキャッチコピーには『最初で最後?』と入れていただいたのは、そういうことです。本当に43歳でこんな素晴らしい機会をいただけたことを嬉しく思います」

NHK時代に朝のニュースを担当していた時は「胸ばかりに目がいきニュースが耳に入ってこない」というご意見が視聴者から入り、週刊誌の記者が来たことで、数日間、自宅謹慎になったという竹中さん。現在はその胸を隠すことなくグラビアで披露し、ラジオリスナーからも愛されている。

竹中さん自身も「今が公私共に一番充実しています」と笑顔で言う。現在は本業の仕事も12月24日から2日間で行う大きなチャリティイベントに向けて忙しい日々だという。

43歳であろうと何でも新しいことに挑戦することは良いことだということを体現した竹中さんの今後を応援したい。

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

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