
ONE N’ ONLYのLIVE TOUR 2025「LUMINA」が、11月30日、自身最大規模となるぴあアリーナMMにてツアーファイナルを迎えた。終演後には、2026年に初アリーナツアーを開催することもサプライズで発表され、ファンを大いに沸かせた。
■ステージの天井からゴンドラで登場する派手なオープニング
2025年5月に初の日本武道館ワンマンを成功させ、6月にメジャーデビューを果たしたスターダストプロモーション所属の5人組ボーイズグループ・ONE N’ ONLY。この度、全国6都市を巡る「LIVE TOUR 2025 LUMINA」の最終公演を、11月30日に神奈川・ぴあアリーナMMで開催した。9月の仙台を皮切りに東京、福岡、大阪、愛知と回った12公演のチケットはすべて完売。無線による自動制御ペンライトやムービングレーザーなど、ラテン語で“光”を意味するツアータイトルらしい演出も随所に盛り込まれた公演となった。
青空の下、砂漠で青い穴を見下ろす白装束の5人を映し出す壮大な映像が流れ、「ぴあアリーナ、ブチ上がっていこうぜ!」というリーダーHAYATOの声が響くと、ワインレッドの衣装に身を包んだ5人が登場。デビュー曲「BLAST」と共にステージの天井からゴンドラで降下してくるという派手な演出でオープニングを飾った。
スペイン語で“炎”を意味する「FUEGO」では、“灼熱の炎”、“躍り狂え”という歌詞にピッタリの情熱的なラテンチューンを、ワイルドな風情たっぷりにパフォーマンスした。
■TETTA、物販でもファンに全く気付かれず「そんな影薄い?」
そしてHAYATOの「今日は魂で感じていこうか!」という掛け声と共にハイエナジーなバンド曲「Burn it out」を披露。EIKUは「SWAG(※ファンの呼称)、アリーナまで来たぞ!」と胸を張り、REIを筆頭にセンターステージで魂の雄叫びをあげた。続いて披露した「Hook Up」ではヒップホップな風を吹かせ、ファンとのコール&レスポンスも行われた。「最高に幸せな時間にしようぜ!」とEIKUが気合を入れた「イタズラSummer」では、ジャケットを脱いでステージ中を走る5人がタオルを振りまわした。はしゃぎすぎてEIKUがひっくり返る場面もありつつ、曲終わりには「誰1人置いてかないから、最高の日にしような!」とNAOYAが力強くアピールした。
MCでは初のアリーナをぎっしりと埋め尽くしたペンライトに「ここからの景色メチャメチャ綺麗です!」と感激した表情を見せたHAYATO。EIKUも「感動してる!ホントに…、来ちゃったねぇ!みなさんホントにありがとうございます!」と感無量な様子で、「みんなのためにカッコよくしてきました!」と髪を赤く染めたことを報告した。
また、今ツアー恒例の“今日の写真コーナー”では、当日のグッズ販売に並ぶファンを物陰から覗いているTETTAの写真が公開されたが、結局誰にも気づかれなかったようで「そんな影薄い?そんなオーラない?」と嘆く場面も。また、初のアリーナ公演でセンターステージが設置されたということもあり、NAOYAから「昨日会場入りして、みんな一目散に花道を走った」というエピソードも明かされた。また、このツアーファイナルではペンライトが無線で自動制御されており「いつもは(グループカラーの)白1色だけど、今日は曲に合わせていろんな色になる。この場所全体が“LUMINA(=光)”ってことで、みなさん光を思う存分振って楽しんでほしい」とHAYATOが伝えた。
■「LUMINA」にちなみ、“光”をモチーフにした楽曲を連投
オープニングとは対照的な、光を求めて暗闇のなかをさまよう5人の映像を挟むと、ステージから放たれるレーザー光線がアリーナ空間を彩った。そして戦士を思わせる紺色の衣装に着替えた5人が再び現れ、「LUMINA」というツアータイトルに合わせ、“光”をモチーフにした楽曲を立て続けに披露した。
TETTAの美しいハイトーンで幕開ける「The Light」では、二段に組まれたステージを効果的に使った奥行きの感じられるパフォーマンスで魅せ、間奏ではムービングレーザーを使った演出も繰り出された。掴み取った光を5人で掲げるドラマティックな演出から続いた「Reflection」では、時に痛みを感じながらも未来に向かって“光”を繋いでいこうという彼ら自身のリアルな想いを歌った。
■「ぴあアリーナ、ここからもう一個ギア上げていくぜ!」
終盤戦では、彼らの真骨頂であるハードなナンバーを披露。不穏な雷鳴が轟き、ステージセンターに現れたHAYATOが「OPEN」と曲タイトルで開幕を宣言すると「YOUNG BLOOD」へ移行した。そして笛の音のイントロが「Turn it up」の始まりを告げて、5人がステージにしゃがみ込むと客席はざわめき、EIKUは「Hello、SWAG?もっと楽しませろよ」とファンをあおった。そのまま、HAYATOが「ぴあアリーナ、ここからもう一個ギア上げていくぜ!」と叫ぶと「BOOM BASH」へ繋ぎ、全身をのけぞらせる特徴的な振りで会場のヴォルテージを上げた。さらに「ぴあアリーナ、これがラストスパートだ!」(TETTA)と始まったブラジリアンファンク「DOMINO」、そして「Fiesta」と、鉄板ラテンチューンを続けてパフォーマンスした。
そしてステージ上のLEDスクリーンにLUMINAの文字が映されると、多彩色のジャケットに身を包んだメンバーが現れ、今ツアーのテーマ曲として5人で作詞したバラード「LUMINA」を歌唱した。TETTAの直筆による歌詞も映し出され、まっさらな想いをぶつけるように1フレーズずつ歌い上げていった。
そこから続いた5人でのユニゾン合唱では、楽曲の根底にあるファンへの愛と感謝、そして、今度は自分たちがSWAGのLUMINA(=光)になるという決意を歌った。「君のLUMINA(ヒカリ)守るよ」というラストフレーズを歌い切ったEIKUは目を潤ませ、本編は終了した。
■HAYATO「僕らにとってSWAG、1人1人の存在がマジで光なんです」
鳴り止まない「ワンエン!」コールに応えるように、アンコールは「HOLIDAY」で幕開け。メンバー同士ではしゃぎ合い、本編とは打って変わった和気あいあいぶりを見せた。
ここで本編を締めくくった「LUMINA」について、NAOYAから「今までツアーのテーマソングはカッコいい系、強い系が多かったけれど、武道館を終えてここで1回、僕たちの想いを皆さんに伝えたいと思い、初めて5人で歌詞を書かせていただきました」と説明。そこで5人で話した時間は彼らにとって非常に有意義なものだったらしく「よりSWAGのことを考える時間も増えたし、それぞれに想いを伝えられた」と話した。
さらに、ONE N’ ONLYにとっての“LUMINA(=光)”は、ペンライトはもちろん、表情や笑顔であると明言した。HAYATOは「僕らにとってSWAG、1人1人の存在がマジで光なんですよ。結成してだいぶ経つけど、少しずつステップアップしていって、SWAGがどんどん増えていって、今、この景色を見ることができている。それは間違いなく今ここにいる全員のパワーがあったから。そんな思いをテーマソング『LUMINA』で書いたんですけど、今日の『LUMINA』はメチャクチャ感動しました。みんなの想い全部が伝わってきて、こうやってONE N’ ONLYとしてここまで活動を続けてこれて、こんなにたくさんのSWAGに出会えたのが本当に嬉しいなと思います」と言葉に力を込めた。
■メンバーからファンへの感謝のメッセージも
そして、横1列になってステージいっぱいに広がり、「Zero to One」のメロディーにそれぞれが想いを込めた。そしてセンターステージへと花道を進み、「僕たちがココに立ててるのは当たり前じゃないです。SWAG1人1人の声が、僕たちの道を照らしてくれました。本当にありがとう。マジでありがとう!ずっと幸せにするぞ!」とEIKUが宣言した。円になって肩を組み合った5人は、目を赤くしながら互いを見つめ合った。
続いて「My Love」のイントロが流れ、「みんなマジでありがとう!最高、愛してるよ!」とEIKUが呼びかけると、会場のファンもそれに応えるようにペンライトを大きく振った。会場全体でサビを大合唱すると、NAOYAは「ありがとう!めっちゃ届いたよ!」とファンへ感謝を述べた。
最後のMCでは、メンバーからそれぞれメッセージが届けられた。NAOYAは「僕は武道館で殻を破ることができたと言ったんですけど、今回の『LUMINA』ツアーを通して、自分のことがすごく好きになれました。それはSWAGの力、小さいようでメチャクチャ大きいです!それによって僕は自分にも自信が持てるようになりました」と告白。「僕はみんなのこと本当に応援してるんで!本当にSWAGのことが大好きなんで、これからも僕たちONE N’ ONLYと一緒に夢を見続けましょう!」と目を潤ませて、深々と一礼した。
EIKUは「ワンエンって大きくなったぁなと思いましたね」としみじみ呟き、ONE N’ ONLYに愛を注いでくれるメンバー、スタッフ、ファンに感謝を述べた。「僕は特に口下手で、小さい頃から音楽に囲まれて活動してたので、歌に乗せて届けることしかできないんですけど、絶対ドームに立つんで。みなさんも死ぬまで応援してください。僕らも死ぬまで音楽をやり続けます」と約束した。
■TETTA「絶対こいつらとドームに立ってやるんだ!」
TETTAは、ライブ前にメンバー同士で、それぞれの“良いところ”を10個ずつ紙に書いて渡し合ったことを明かした。それが自分の自信に繋がり、メンバーの魅力も再確認できたと話して「俺はホントにコイツらと一緒にステージに立てて、パフォーマンスできてることが、本当に嬉しい!誇らしいよ、お前たち!」と、感極まりステージにしゃがみ込んだ。そして「武道館でリーダーのHAYATOが“絶対に3年後にドームに立ちます”って、SWAGのみんなに言ってくれたとき、ホントに嬉しくて。絶対こいつらとドームに立ってやるんだ!って覚悟が、より決まりました。だから、絶対にここに来てくれているSWAG、今日来たかったけど来れなかったSWAG、今、中継で観てくれているSWAG、誰1人置いていきません!」と誓いを立てた。
REIも、メンバーに改めて感謝の気持ちを話した。最近、俳優としての仕事が増えたことで「1人で戦う時間もある」と漏らしつつ、「メンバーの顔を見るとフッと力が抜ける。こういう存在ってなかなか無い。こういう職業がやれて本当に幸せ者です」と笑みを浮かべた。「ただね、今日思ったんですけど、まだ全然いけるね。ワンエンには僕は無限の可能性を感じました。ドームに向かうために僕もできることを全力でやります。メンバーやSWAGのみんなに迷惑をかけちゃうときもあるかもしれないです。でも、全力で返します。自分を磨いて、このメンバーたちと一緒に最高の空間を作っていきたいと思っております」と覚悟を伝えた。
メンバーの言葉に「今、ずっと感動してたんですけど」と漏らしたHAYATOは、ツアータイトルについて「ムチャクチャ良かったなって思います」と振り返った。「僕らのライブってSWAGありきなのはもちろんだし、その上でパフォーマンスを通して心で会話する部分をすごく大事にしたいし、SWAGと気持ちが通い合ってる瞬間はすごく心地がよくて“生きててよかった”って本気で思えるんです。僕らONE N’ ONLYとSWAGの関係性って、マジですごい奇跡だと思うんですよね。みんなが人生の大切な時間を僕らに使ってくれてるぶん、僕は生涯SWAGを大切にしたいし、SWAGのために人生使いたいなってふうに思います」と熱く訴えた。「これからもONE N’ ONLY応援よろしくお願いします!心の底から愛してます!」とファンへの愛を語り、ツアーを締めくくった。
さらに、終演後には、2026年に実施される初のアリーナツアー「INFERNO」の告知映像が放映され、場内のファンから歓喜の声が上がった。

