
【ヤマハの本気EVバイク】スクーターの代名詞「JOG(ジョグ)」 の名を受け継ぐEVスクーターに注目必至!の画像一覧
バイクを趣味とする層からはもちろん、手軽な移動手段や「次世代モビリティ」としての注目度が高いEVバイク。現状は海外製メーカーが市場の大半を占めているが、いよいよ国内二輪メーカーからも本格的なEVモデルが登場した。
それが、ヤマハのスクーターの代名詞「JOG(ジョグ)」 の名を受け継ぐEVスクーター「JOG E」。街乗り用として気軽かつ便利に使えることはもちろん、EVならではの静かでスマートな走りを体感できる一台となっている。特に「ホンダのバッテリーを採用し、Gachacoと連携する」という新しい販売・運用システムにも注目。
スマートな見た目と走りで街乗りを楽しく!

ヤマハの電動バイクといえば、現在旅番組で使用されている「E-Vino」がよく知られているが、同じ原付一種カテゴリーとして新たに登場したのがこの「JOG E」である。
ヤマハの歴代のスクーターデザインを継承するスタイリッシュかつ先進感を感じさせるボディに扱いやすいインホイールモーターを搭載。1充電あたりの航続距離は53km(30km/h定地走行)となっている。ドライブモードはスタンダードモードのほか、二輪初心者でも扱いやすいように調整し、モーターの出力を抑えて省エネ走行にも役立つECONモードが用意されている。

足まわりには、安定感のある走りを生むフロント12インチ、リヤ10インチのホイールのバランスの良い組み合わせと左のブレーキレバー(後輪用)を操作時に前輪にも程よく制動力が掛かり、バランスの良いブレーキングを自然に行えるコンビブレーキシステムが装備し、安全な運転をサポートしてくれる。
その他、EVバイク特有の排ガスを出さないクリーンさと、静かで滑らかな走行性能も魅力となっている。
動力用電源には将来的に期待される交換式バッテリーを採用

「JOG E」の動力用電源には、ヤマハ初となる交換式バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:(モバイルパワーパック イー)」が採用されている。そのため、今回このモデルは車体のみの販売となり、車両の利用に際しては「Gachaco(ガチャコ)」が提供するバッテリーシェアリングサービス(有償)の契約が必要となる。
現在、Gachacoステーションは、東京都(42カ所)、埼玉県(2カ所)、大阪府(7カ所)に設置されていることから、「JOG E」の販売は東京都と大阪府のヤマハEV取扱店のうち、Gachaco取扱店のみで行う地域限定先行発売となっている。
ただし、2026年後半にはバッテリーと充電器をセットにした通常販売も予定されている。
