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朝ドラ『あんぱん=成功者の物語」に、読者から重要な指摘 「大ヒット」がゴールではない?

朝ドラ『あんぱん=成功者の物語」に、読者から重要な指摘 「大ヒット」がゴールではない?


NHK 連続テレビ小説『あんぱん』の豪華キャスト陣のインタビューなどを収録した書籍「NHK連続テレビ小説『あんぱん』勇気みなぎる名言ブック」(ぴあ)

【画像】「えっ、メガネ美人?」 これがやなせたかしさんの妻・暢(のぶ)の若き日です(4枚)

「成功」の意味を改めて考えさせられる

 マグミクスは先日、「『あんぱん』は成功者の物語だから安心? 売れずに終わる劇場版『ゲゲゲの女房』の衝撃」という記事を配信しました。NHK連続テレビ小説『あんぱん』について、結末が見えている「成功者の物語」だからこそ視聴者が安心して見られると指摘した記事内容に、多くのコメントが寄せられました。

 記事では、のぶと嵩が夫妻が成功をつかんでいく『あんぱん』の展開とは対象的に、劇場版『ゲゲゲの女房』では、主人公夫妻が「売れないまま」物語が終わることに触れています。

 多くの読者が指摘したのは、『あんぱん』は「単なるサクセスストーリーではない」という点です。

「彼らは何もない白紙に向かって描き続けたのでしょう。その苦悩は成功しようがしまいが変わらないのでは? 結果がわかっていても、それを支える人たちの思いが垣間見えるのが良い」というコメントが、多くの共感を集めました。

 また『あんぱん』は、「逆転しない正義を見つけてそれを作品にすることがテーマだと思っていた」という指摘もあり、単に『アンパンマン』の大ヒットがゴールではないという視点も示されました。

 いよいよクライマックスを迎えつつある『あんぱん』に、視聴者はますます関心を高めているようです。特に、ドラマ放送の最終週については、「のぶさんが病院のベッドの上にいて……嵩くんとのぶちゃんの人生を描くということは、やはりそこは避けられないんだな」と、切ない気持ちを抱きつつも「最後まで見届けたい」という視聴者の思いが寄せられています。

『あんぱん』の放送はまもなく終了を迎えますが、創作に込められた思いや夫婦の絆など、多様な視点から共感と感動を呼ぶ作品として、多くの視聴者の心に残り続けていくでしょう。

配信元: マグミクス

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