有原航平が12月2日にソフトバンクの保留選手名簿から外れ、自由契約に――。と同時に、大争奪戦のゴングが鳴った。
メジャーリーグでは通用せず、2022年にレンジャース傘下マイナーの3Aラウンドロックからソフトバンクに3年契約で入団した際、「3年の契約満了時にFAとなる」という条項を代理人が入れていたのだ。ソフトバンク、巨人など5~6球団が交渉に乗り出すとされている。
「交渉が上手い代理人に先見性がありました。正規のFAではなく、契約内でFAを勝ち取った今回は『新・有原式FA』を完成させましたね。今季の推定年俸は4億円ですが、巨人は3年総額21億円程度の条件を準備しています。水面下ではソフトバンクから覇権奪還を目指す古巣の日本ハムも調査を開始して、激しい争奪戦が繰り広げられそうです」(スポーツ紙デスク)
海外移籍も可能となるが、ひとまず国内球団との交渉を優先する模様である。というのも、
「メジャーリーグ全体の評価は芳しくありません。海外移籍するとなると大型契約は見込めませんし、スプリット契約やマイナー契約になる可能性が高いと思われます。金銭面では国内移籍の方が無難ですね。有原の立ち位置では大リーグ球団との交渉は後回しにされ、1月中旬や後半くらいまで契約が決まらないでしょう。来季への調整面においても、難しい選択となります。これは国内と海外両方を視野に入れる則本昂大(楽天からFA宣言)にも同じことがいえます」(スポーツジャーナリスト)
ソフトバンクは巨人と同等の破格金額と複数年契約を提示して、有原を残留させたい構え。札束が飛び交うバトルの勝者はどのチームなのか。
(渡辺優)

