
【“蟹とふぐ”が入って1000円ちょい!?】コスパ良すぎる「天丼てんや」の豪華な冬の味覚をグルメ系ライターが実食レポートの画像一覧
旬を迎える食材や、ユニークな変わり種など様々な天ぷらに出会える「天丼てんや」。季節ごとに登場する限定メニューには、毎年多くのファンが期待を寄せています。今回は、そんな天丼てんやから11月中旬より登場している冬の新メニュー2品をピックアップ!
高級食材の「ずわい蟹」と「ふぐ」を贅沢に使った「蟹とふぐの冬天丼」は、 物価高の状況を思えば「こんなに豪華で1000円ちょっとなの…!?」 と驚いてしまうほどの超コスパを実現。さらに、麺シリーズの「小柱とやわとろ葱のかき揚げそば」も含め、年末にかけての「ご褒美」にぴったりの2種を徹底実食レポートします。
冬の味覚を贅沢に使用!豪華すぎる一杯

天丼てんや
蟹とふぐの冬天丼(みそ汁付)
¥1,180
内容:海老、ずわい蟹、ふぐ※、春菊と紅芯大根のかき揚げ、れんこん、はじかみ(2本)添え
※処理・加工をされた「ふぐ(シロサバフグ)」を仕入れ、使用
まずは、「蟹とふぐの冬天丼」からいただいていきましょう。こちらはその名の通り、冬のおすすめ食材「ずわい蟹」と「ふぐ」を一度に味わえる贅沢な一杯に仕上がっています。
定番の「海老」の横に並ぶ「ずわい蟹」……、この食材が放つ圧倒的存在感に、食欲を掻き立てられる!天ぷらとして揚げることで、蟹の甘みが衣に閉じ込められるのがポイントです。口に運ぶと、特別さを感じられる甘みがふわっと広がりますよ。ふっくらとした食感も幸せな気分を呼び起こします。
また、「ふぐ」はというと、食べ応えのある弾力感がたまらない!淡白で繊細な味わいは、噛むたびに甘み・旨みが引き出されていくようで、とても上品でした。なお、昨年の登場時はクロサバフグを使用していたそうですが、今回はシロサバフグとのこと。こちらのほうが、より一層 弾力感を楽しめるのだとか。毎年この時期の天丼を食べている人は、ぜひその違いを感じてみると面白いかもしれませんね。
「ずわい蟹」や「ふぐ」に目がいってしまいがちですが、「春菊と紅芯大根のかき揚げ」も見逃せない一品。鮮やかな彩りが視覚的に楽しいこちらは、紅芯大根のほくほく食感が特徴。衣が奏でるサクサク感とのコントラストが◎です。
そのほか、「れんこん」の天ぷらや、お口直しにちょうどいいサッパリとした「はじかみ」ものっており、盛りだくさんすぎる天丼を味わうことができました。物価高の状況を思えば、「こんなに豪華で1000円ちょっとなの……!?」と驚いてしまうこと間違いなし。お腹も心も大満足……!
とろっとした食感の「やわとろ葱」×イタヤ貝の「小柱」のかき揚げがインパクト大!

天丼てんや
小柱とやわとろ葱のかき揚げそば
¥920
内容:小柱とやわとろ葱のかき揚げ、海苔天、(1人前)藪そば、大根おろし、ゆず
※そば(温)・うどん(温・冷)への変更可能
※お持ち帰り不可
続いては、てんやの麺シリーズから登場しているこちら。藪そばを覆い尽くすほど大きなかき揚げのインパクトがすごい……!というのが第一印象でした。このかき揚げは、旨みが詰まったイタヤ貝の「小柱」、そして栃木県産「やわとろ葱」で構成されているようです。ネーミングが個性的な葱は、とろっとしたやわらかい食感に自信あり。溶け出すような濃厚な甘さに、じんわり癒やされます。
コリッとした食感が楽しい「小柱」が、ぎっしり入っています!葱のやわらかさが、イタヤ貝を包み込むように広がっていく感じもクセになりました。一緒に食べると、その見事なコンビネーションに感動するはず。
また、名脇役のような立ち位置にいる国産「海苔」の天ぷらも、静かにテンションが上がった一品です。香りの良さがとにかく印象に残っています。衣がついた下部分、ついていない上部分で食感が絶妙に異なるのも、こだわりを感じるポイント。軽快なパリサクッとした音とともに、麺をすすってみてはいかがでしょう?
ちなみに、今回は冷たいお蕎麦でさっぱりといただきました(大根おろし&ゆずも相まってさっぱり感加速!)が、うどん・温かいお蕎⻨にも変更可能とのこと。気分に応じて、様々な食べ方ができるのが魅力的ですね。
食事としてはもちろん、『冬の吟醸酒セット』も登場しているので、その締めに食べるのも乙です。
