2025年12月2日より全国のセブンイレブンで始まった「ちいかわと冬をたのしんじゃお!」キャンペーン。
作中に登場する食べ物をイメージした9品に加え、中華まんやドリンクも登場。さらに、レシートのシリアル応募やSNS投稿での抽選、対象商品購入でもらえるグッズ企画など、店内はまさに “ちいかわ一色” となっている。
今回は、より深く味わうために、ひとつずつ作品中の元ネタを確認してみた。この記事を読めば、このコラボをさらに楽しめるはずだ!
では、さっそく各商品をレビューしていこう。
・マニアック過ぎるシーンの再現……おむすび編
まずは、食事系の中でもおにぎりが2品。
・ミートボールごはんおむすび(181円)
おむすびの具としては、あまりコンビニでは見かけないかもしれない。パッケージには、美味しそうにおむすびを頬張るちいかわ達。
このシーン、ゴブリンたちの監獄からオデが逃がしてくれて最初に食べたごはんなんだよな。きちんと左上にオデが描かれているのもファンの涙を誘う……。
おむすびは、漫画に忠実で、食べ進めるとミートボールが顔を出す。
甘辛いミートボールがごはんとよく絡み、シンプルだけど満足感あり。
・バターのせ焼きおにぎり(171円)
次は、ちいかわの悪夢回。草むしり検定の試験勉強でお夜食としてちいかわが妄想していたおにぎりが登場。作中では、ちいかわは妄想していただけで、実際に食べていないのだが、それを私たちが食べているという不思議な感情。
やや背徳感はあるが、醤油の香ばしさとバターのコクが絶妙にマッチしていておいしい。
どちらのおむすびもなかなかマニアックな再現で、「どのシーンだっけ?」と思わず作品を見返してしまった。絶妙にツボをつくコラボ内容に、商品開発担当者のちいかわ愛を感じて、思わずニヤリ。
・セブンの辛口は本当に辛いのよ……
おむすびでは、少しマニアックさを感じた再現だったが、お弁当、丼ものなどは割とメジャーなラインナップ。ちいかわにあまり詳しくない人でも親しみが持てるシーンが再現されていた。
・ちいかわのハフハフすき焼き丼(754円)
ちいかわが当選したすき焼きセットをイメージした豪華な一品。このシーンのコラボ商品は、何回か見たことがあり、ちいかわの中でも名シーンだ。
蓋を開けると、白米との2段重ねになっている。ちいかわ達は、すきやきとして卵を付けながら食べていたけど、こちらは温泉玉子で再現。
とろりとした黄身が具材に絡み、まさにハフハフしたくなる一品だ。ちいかわたちが翌日も大喜びしていた気持ちが、よく分かる。
・鬼辛カレー(691円)
パッケージを見ると、顔を真っ赤にしたちいかわ達。それもそのはず、辛さ3段階中、2.5という大人向けの商品。
ちいかわたちが全身を赤くしながら食べていた鬼カレーをイメージしている。
気合を入れて一口食べると、まさに「鬼」……。
「牛肉の旨みとスパイスが効いていて、辛いけど、奥の方にうまみがあるよ……」と作中のハチワレと同じようなコメントをして自分を励ましつつ、味わう。
顔を真っ赤にするほどではないが、辛さが苦手な方はご注意を。
