最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
【角上魚類の秘密】なぜあんなに安くて新鮮なのか?「時代に逆行」人件費を増やす理由と意外なヒット商品

【角上魚類の秘密】なぜあんなに安くて新鮮なのか?「時代に逆行」人件費を増やす理由と意外なヒット商品

【角上魚類のすごさ②】何でも教えてくれる「親切係」

接客をする親切係の村上大貴さん角上魚類には「親切係」という帽子をかぶったスタッフがいます。これはどういう係?

「どの商品がどこにあるのかといったことから、鮮魚の処理方法や選び方・美味しい調理方法などお魚に関することはなんでも答えられるようにしております。どんなご質問にもお答えできるように、店で売っているものはできるだけ自分でも買って食べてみるようにしていますね。特に新潟県特有の食べ方をするものは関東のお客様からは馴染みがないものもありますので、ご説明できるようにしています」(村上さん)

たとえば新潟の郷土料理の「えご」は海藻を溶かして固めたもの。確かに関東ではなじみがありませんが、もちもちとした弾力が人気です。こういった見慣れない食材の美味しい食べ方も親切係は教えてくれるのです。

接客をする親切係の村上大貴さん「よくお店に来てくださる常連さんはできるだけお名前を覚えるようにしています。『○○さん、こんにちは~』なんてたわいもない話をすることもありますよ!」(村上さん)

まさに昔ながらの魚屋さんのよう!花原店長によると、親切係に選ばれるのは従業員の中でも「特に親切な人」が選ばれるそうで、人柄もお墨付きです◎

【角上魚類のすごさ③】“天丼のタレ”だけ販売し、売れている

天丼のたれ

天丼のたれ
¥300(税込)

角上魚類のお惣菜コーナーの中でも大人気の天丼。その美味しさには定評がありますが、この夏「天丼のたれ」だけを販売し始めました。「天丼のたれ」だけが売れるの⁉︎

「天丼を購入されたお客様から、『たれの量が多すぎる』といったお声や、逆に『たれの量が少なすぎる』といったお声が多くあったんです。きっと天丼のたれの量って好みなのではないかな?と思い、皆様のお好きな量をかけられるように8月から『天丼のたれ』単品を販売するようになりました」(花原店長)

特長はタレのサラサラ感。一般的には天ぷらにタレが付きやすい粘度で作られているものが多いのですが、角上魚類の「天丼のたれ」はお醤油くらいサラサラとしています。

さらさらと醤油のようで使いやすい

「天丼のたれ」という名称から想像するよりもかなりサラサラとしていて、お醤油のよう

花原店長は「天丼のたれというよりは、ひとつの調味料として幅広く使ってほしい」と話します。サラサラとしているので天丼以外にも合わせやすく、花原店長のおすすめは「白身魚のフライや、アジフライにかける」ことだそう。他にも、たこ焼きをディップして食べるのも合うと教えてくれました。

アジフライにも合う!

特に角上魚類のアジフライは肉厚のアジなので、濃厚な旨味とよく合いさらに美味しく!

角上魚類に通い詰める筆者でも知らなかった商品をたくさん知ることができました。年末年始は特に混雑する角上魚類ですが、冬限定の商品や今しか食べることのできない商品もたくさんあります。人が集まるタイミングや、1年頑張った自分のためにも、最高に美味しい鮮魚で1年を締めくくってみてはいかがでしょうか。

文・撮影/松本果歩

配信元: MonoMaxWEB

あなたにおすすめ