皆さんも薄々感じていると思うんですけど……このところ、春と秋がめちゃくちゃ短くないですか。
ここ数年にかぎっていうと、春と秋の体感は「秒」。心地よい季節になった途端、夏と冬がものすごい勢いでダッシュしてくるという始末です。もはや春夏秋冬ではなく「夏冬」だよッッ!!!
このことは消費傾向にも影響を与えているようで、最新の調査では「春物・秋物をまったく購入していない」と回答した人が過半数に達していたのだとか。
【「春と秋が短くなった」と感じる人は8割】
驚異的な速度で終わってしまう春と秋。全国の20代～60代の男女200名を対象に「創作品モールあるる」がおこなった調査によると、なんと80.5%が「春と秋が短くなった」と回答していたんです。
さらには「この1年で春秋物を “まったく購入していない” 」と回答した人は55.5%におよんでいました。
「春物・秋物どちらかのみ購入」（12.5%）または「両方購入」（8.5%）と比べても圧倒的に多く、気候変動がファッションにまで大きな影響を与えていることは明白。素材やデザインなど、春と秋にしか着られない服だってあるのに……いくらなんでも着られる期間が短すぎるよね（涙）。
【なぜ「買わない」のか】
また今回の調査において「春物・秋物を買わなかった理由」を尋ねてみたところ……
「手持ちのアイテムで十分まかなえる」（42.2%）
「着る期間が短い」（41.1%）
「購入を検討しているうちに季節が終わってしまう」（17.9%）
といった声が寄せられていたの！
「手持ちのアイテムで十分まかなえる」はさておき、ほか2つの意見に関しては、もはや気候変動のせいとしか言いようがない。
短期間しか着られない服、と考えるとコスパが悪いですし、購入を迷っているうちに季節が終わるというのも納得せざるを得ないッ！ というか、ちょっと悩んだくらいで季節が終了するって異常事態ですよね。
