『WORLD TAG LEAGUE 2025』アイメッセ山梨(2025年12月2日)
Aブロック公式戦 ○辻陽太&ゲイブ・キッドvs石川修司&エル・デスペラード×
辻&ゲイブがデスペラード&石川との首位対決を苦闘の末に制し、Aブロック単独首位に躍り出た。
Aブロックは勝ち点6の辻&ゲイブ、デスペラード&石川、EVIL&ドン・ファレが首位タイで後半戦へと折り返し。この日、EVIL&ファレが後藤洋央紀&YOSHI-HASHIに敗れたため、この一戦の勝利チームが単独首位となる状況で激突した。
まずは石川がショルダータックルを連発する辻をタックル一発で返り討ち。早くもファイアーサンダーの構えに入ったが、辻も決めさせない。ゲイブはイス攻撃を見舞うなどラフ殺法でデスペラードを圧倒。辻が逆エビ固めで絞め上げると、その間、ゲイブは場外にテーブルをセット。逃れたデスペラードをテーブルに激突させ、辻が制止すると、そこへ石川がショルダータックルで突っ込んだ。
すかさず石川がゲイブにテーブルへのパワーボムを狙ったが、これは辻が不発に終わらせた。リングに戻ると石川が串刺しランニングニーで突っ込み、再びファイアーサンダーの構え。阻止したゲイブが逆水平を見舞ってもエルボーで応戦。ドラゴンスープレックスでぶん投げると、ランニングニーは相打ちに。それでもゲイブはブレーンバスター合戦を制して巨体を投げ切った。
すかさず辻がショートレンジラリアットを連発したが、石川も変型バックブリーカーで応戦。すかさずデスペラードとともに連続串刺し攻撃を浴びせ、石川はダイビングフットスタンプを投下していく。デスペラードは風車式バックブリーカーで辻に反撃されても、マーロウクラッシュを回避。逆エビ固めで絞め上げたが、辻をレフェリーに激突させてしまった。
レフェリーが昏倒する中、デスペラードはジャーマン、スピアーで辻を攻め込んだが、ゲイブがイスを脳天に振り下ろして鎮圧。ならばと石川がラリアットで辻を蹴散らし、ゲイブとイスチャンバラで火花を散らす。制した石川はゲイブの背中にイスをフルスイング。ゲイブがO-KNEEを繰り出してもキャッチすると、デスペラードがイス攻撃をお見舞い。すかさず石川がファイアーサンダーでゲイブをテーブル葬にした。
ここで辻が孤立化。デスペラードがスピアー、石川がランニングニーリフトで攻め込むと、合体パワーボムも敢行した。すると息を吹き返したゲイブがカットに飛び込み、石川のカミゴェをキャッチしてO-KNEEをグサリ。デスペラードがロコモノをぶち込んでも、O-KNEEで返り討ち。すかさず辻がジーンブラスターを決めて3カウントを奪った。
苦戦の末にデスペラード&石川を撃破。4勝目を挙げた辻&ゲイブがAブロック単独首位に浮上した。公式戦は残り2試合。次戦は12・5大阪大会で後藤&YOSHI-HASHIと激突する。

