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【感動】普通の大学生がサーカスに入団して4年目 → 兵庫県姫路市で中学野球部のコーチになって…泣いた / 木下サーカスの思い出:第14回

【感動】普通の大学生がサーカスに入団して4年目 → 兵庫県姫路市で中学野球部のコーチになって…泣いた / 木下サーカスの思い出:第14回

・サーカス流の夢の叶え方

サーカス内に野球経験者はゼロ。だからこそ、あるもので工夫するしかない。

まずは音響・照明器具を入れるコンテナを改造してトレーニングジムに。単管(鉄パイプ)で即席ベンチプレス台を組んで、公演の合間に80キロのバーベルをひたすら上げ下げした。

そして設営作業で使う5キロのハンマーをバット代わりにして振り回し、廃材置き場で拾ったタイヤをサンドバッグ代わりに叩き続けた。オリャアアアアア!

もともと野球の実力があるわけではない(大学時代は落語研究会に所属)し、野球が上手くなっている実感もゼロだが……仲間は空中ブランコや古典芸に挑戦しているのだ。負けるわけにはいかねええええ!

・兵庫県姫路市へ

そしてサーカスは愛媛県松山市から、次の街・兵庫県姫路市へ。

世界文化遺産・国宝姫路城の玄関口である大手前公園に巨大なテントを設置し、約2カ月半の公演が幕を開けた。白鷺城を背にした舞台は、これまでの街とはまた違った緊張感と華やかさがあった。

その頃には、練習仲間のマ〜シ〜は「オープニングショー」で華麗にアクロバットを披露するまでに成長していた。あの頃、汗と泥にまみれて頑張っていた仲間が、今は観客の大拍手を浴びている。感慨深いものがあった。

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