photo:Sirabee編集部2ちゃんねる創設者で実業家の西村博之(以下、ひろゆき)さんが30日、自身のYouTubeチャンネルで生配信を実施。「幸福度の高さ」と「選択肢」の関係について語りました。
■15種類のアイスと3種類のアイスさまざまな質問や相談に答えていくなか「選択肢がない←これが幸福感の高さ」とのコメントが寄せられると、ひろゆきさんは「これが結構正しくて。選択肢が少ないほうが、幸せを感じるというのがある」と反応。
15種類の味があるアイスクリーム店と、3種類の味しかないアイスクリーム店では、どちらのほうが売り上げがあるのか…と、心理学の実験について説明しました。
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■恋愛結婚とお見合い結婚多くの種類がある(選択肢がある)ほうが、多くの人の需要が満たされるのでは…と思いがちですが、ひろゆきさんは「選択肢が多いと、選んでいるうちにどうでもよくなって、買わなくなるんすよね」「選択肢が少ないほうが、人が幸せに感じるのに重要な要素」と伝え、“結婚”についても言及。
好きで結婚している“恋愛結婚”と、特に好きでもない相手と結婚する“お見合い結婚”。恋愛結婚のほうが幸福度が高そうですが、実際には「(お見合いのほうが)お互いに妥協してるから、相手に過剰な期待をしない」との理由で、お見合い結婚の人のほうが幸福度が高いとのデータが出ていると伝えました。
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■選択肢が多いと生まれる「後悔」「選択肢が少ないほうが幸福度が高い」と一般的には言われていると説明しながらも、「僕は選択肢が多いほうが好きなタイプです」と、一般論と自分に当てはまるかどうかはまた別の話だと笑いました。
ひろゆきさんが話した現象は、心理学で「選択のパラドックス」として知られています。選択肢が多いほど、人は「もっと良い選択があったのではないか」「あっちにしておけば…」と後悔する感情を抱きやすくなります。
多すぎる情報と選択肢に溢れる現代において「最高のものを探す」よりも、「今あるもので満足する」という視点は、日々の幸福度を測る上で重要なことなのかもしれませんね。
■冬野とまと
千葉で生まれ、千葉で育ったアラフォーの編集&ライター。高校在学中にアメリカへ短期留学したことをキッカケに、卒業後はニューヨークの大学に入るも中退。
10年以上の放送作家の後ウェブの世界へ。多くのインタビュー経験を経てエンタメや社会問題の記事を書く日々。ときに、資格を持っている行動心理カウンセラーとして人の言動を研究することも。
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■該当部分は13:10~ (文/Sirabee 編集部・冬野 とまと)