
父親が嫌いな中学生の息子(桜木きぬさん提供)
【マンガ本編】夫が嫌いな息子「このままではいけない」妻の提案に夫は? 結末が素敵
妻が夫に驚きの提案!
桜木きぬさん(@kinumanga)の中学生の息子は、赤ちゃんの頃から父親のことが嫌いでした。夫と息子のコミュニケーション不足を感じた桜木さんは、息子に父親を好きになってもらうため、革命を起こすべく、ある提案をします……。
桜木きぬさんによるエッセイマンガ『子どもに嫌われていた夫の話』がX(旧:Twitter)で公開されました。読者からは「すごい」「英断だね」「素敵なご両親」「うちもやりたい」「確かに関わりがなかったらそもそも好きになる要因がないですね」「お母さんの采配が素晴らしい」「旦那様が素敵だからこそできた話」などの声があがり、投稿には1万いいねの反響が集まっています。
桜木きぬさんは漫画家としてWebマンガの連載を持つほか、家族の日常を描いた『日常観察マンガ』、『思春期観察マンガ』などをKindleにて無料で配信しています。また、「ダ・ヴィンチWeb」にて『夫がバセドウ病にかかったら』を連載中です。
作者の桜木きぬさんに、お話を聞きました。
ーー学校関連のことを全て旦那様に任せるというのは思い切った決断でしたね。それまでほとんど子供に関わってこなかった旦那様に任せることに不安はなかったのでしょうか?
うまくいくか分からなかったので不安はありました。必要なときは双方サポートしようと思っていました。
ーー桜木きぬさんの提案を快く受け入れ、その後失敗を重ねつつも最終的に学校のことをこなせるようになった旦那様もすごいです。この間の旦那様の様子を見てどのように思いましたか?
全然嫌な顔をせず、面倒くさそうにもしない姿勢は素晴らしいなと思いました。これまでの積み重ねがないなか、いきなり中学生の世話をするのは大変だったと思います。素直にエライです。

息子と夫の関係を心配する妻は…(桜木きぬさん提供)
ーー作品に寄せられた感想で、特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
子ども側の立場の方が多かったのが印象的でした。うちと同じようにあまり父子の交流がなかった方については、ちょっともったいないような気がしました。
ーー旦那様は一方でバセドウ病という甲状腺の病気に罹患されています。現在「ダ・ヴィンチWeb」にて連載中の『夫がバセドウ病にかかったら』についてご紹介をお願いします。
夫アキラがバセドウ病を発症してからの7年間のひきこもごもを描きました。夫を支えるつもりが途中で私の病気も見つかったりしてバタバタしています。
甲状腺の病気を患ってる方は17人に1人いると言われています。きっと皆さんの身の回りにもいらっしゃるので、身近な病気として少しでも知っていただけると助かります。
