Photo:sirabee編集部11月29日放送の『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』(ニッポン放送)で、徳光和夫が読売ジャイアンツ・オコエ瑠偉の退団を嘆いた。
■巨人がオコエを自由契約に番組では11月28日に読売ジャイアンツがオコエを自由契約にしたニュース記事をピックアップ。それによると、オコエが海外球団や他球団でのプレーを望んでいるのだという。
アシスタントの石川みゆきから「なにがあったんでしょうか?」と質問された徳光は「国内の球団が、獲得に動く可能性は低いそうです」と指摘した。
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■徳光が退団に嘆きオコエの退団に「プレーの場を海外に求めることになりそうだということなんでありますけれども。メジャーリーグなのか、あるいは韓国やメキシコリーグなのか。オコエには好印象を持っていまして、本当に巨人に来て良かったと。良いチームだって言ってたんですけどね…」と悔しさをにじませた。
さらに、ジャイアンツが北海道日本ハムファイターズからFA宣言していた外野手・松本剛を獲得したことに触れ、「松本選手がセンターに定着すると思うんですよね。日本ハムから来た良い選手なんで。そういったようなこともちょっと鑑みての決断ではないかなと思いますね」と語っていた。
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■現役ドラフトで巨人に移籍2015年のドラフト1位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団したオコエ。大きな期待を受けたが力を発揮することができず、梨田昌孝監督(当時)や石井一久GMなどから「野球に対する姿勢」に苦言を呈されることも多かった。
2022年の第1回現役ドラフトで読売ジャイアンツへ移籍。サヨナラホームランを放つなど、一定の活躍を見せたが、レギュラー獲得までには至らなかった。
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■「話し合いの末の結論」と発表今回の退団にジャイアンツは公式サイトで「来季以降の活躍の場について話し合いを重ねた結果、オコエ選手も当球団もともに、オコエ選手が海外の野球リーグなど他球団でプレーできるチャンスを設けたほうが本人にとって良いとの結論に達した」と説明している。
ネット上では「阿部慎之助監督との確執があった」という情報が流れているが、真偽の程は不明。今後の動向もわかっていないが、海外でプレーする可能性が高いようだ。
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■執筆者プロフィール佐藤俊治。Sirabeeには2015年11月から参画し、月40本程度プロ野球関連記事を執筆中。YouTubeで発信する野球評論家ウォッチャーでもある。野球は高校からメジャーまで年間50か所以上で現地観戦。プロ野球の贔屓チームはなく、どこのチームのファンでもない。「あの選手、あそこに行ったんだ」という目線で見守っている。
(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)