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『ワンピ』シャンクスが「左腕をわざと食わせた」説には抵抗感ある人多い? 「計算だったとかやめて」「強くし過ぎたのでは」

『ワンピ』シャンクスが「左腕をわざと食わせた」説には抵抗感ある人多い? 「計算だったとかやめて」「強くし過ぎたのでは」


左腕を失ったシャンクスが描かれた『ONE PIECE Log Collection "PROMISE"』アナザースリーブジャケット(エイベックス・ピクチャーズ) (C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

【画像】え…っ? このマークをなくすために「左腕をわざと」 コチラが最新話で話題になったシャンクスに彫られた「紋章」の形です

「純粋に仲間を助けたということにしてほしい」

 マグミクスが配信した「『ワンピ』1話時点で強かったシャンクスが左腕失ったのはやっぱ「わざと」なのか 最新展開で「まさかの物」が描かれた?」という記事に、多くの反響が寄せられました。『ONE PIECE』の第1167話で描かれた「シャンクス」の過去と「神の従刃の紋章」から派生した「わざと腕を失った」という考察に対し、読者からは賛否両論の声が上がっています。

 2025年12月1日発売の「週刊少年ジャンプ 2026年1号」に掲載された『ONE PIECE』第1167話では、天竜人「フィガーランド家」の出身であるシャンクスが、15年前に「聖地マリージョア」に戻って「神の騎士団」に入り、「浅海契約」という契約を結んで、「神の従刃」という立場になっていたことが描かれました。

 1152話で描かれた入浴シーンでは、シャンクスの左腕に浅海契約を結んだ証である「円と十字が重なった紋章」が描かれています。ネット上ではこの紋章を消すために、シャンクスが第1話で「近海の主」にわざと左腕を食べさせたのではないか、という考察が盛り上がっているようです。

 元記事では、第1話でシャンクスが主人公「モンキー・D・ルフィ」を守って左腕を失ったのは、あくまで連載初期の演出だったことも説明しています(「週刊少年ジャンプ 2010年41号」掲載の「歴代担当”偉大なる航路集会”」参照)。近年増えてきた、シャンクスがわざと左腕を喪失したことを示唆する描写が「後付け」なのはほぼ間違いなく、記事のコメント欄では後から意味が足されたことへの賛否が分かれています。

「尾田栄一郎先生も、大枠のストーリーは決めてスタートしたけど、細かいところはその都度付け足したり、変えたりしてるって言ってましたからね、そういうのひっくるめて本当に天才なんだなって思います」「シャンクスが近海の主相手に腕を失うのはどう考えてもおかしいから、この理由付けはアリだと思う」と肯定的に受け止める声がある一方で、「明らかに分かりやすい演出を狙って失敗したということだろう。当時はそれで良かったけど、シャンクスが強いという描写が出れば出るほど整合性が取れなくなってる気がする」「シャンクスを強くし過ぎたのが間違いだと思う」と指摘する声もありました。

 やはり、身体の一部を犠牲にしてルフィという仲間を救うというシャンクスの尊い行為に、裏の動機があったことになるのは、抵抗感がある人が多いようです。

「伏線にしても後付けにしても、第1話でシャンクスがルフィを近海の主から左腕を犠牲にして助けた理由が友達だからとか大切な友人だから助けたというシンプルなままで良かった」「天竜人の紋章が入った腕を消したかったとか、計算の上で助けたということにはしてほしくはない」「あの1話の感動がなくなるのはやだなあ」といった意見が、多く見られました。

 元記事でも書いたように、シャンクスがあくまでもルフィを助けたい一心で行動して、結果的に左腕の紋章を失ったという可能性もまだ残されています。今後どうなるのか、注視しましょう。

配信元: マグミクス

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