
小日向文世さん(2023年5月30日、時事通信フォト)
【画像】え…っ! 夫婦で立って並ぶと「なんか小っちゃくてかわいい」 コチラが小泉八雲さん(ギリシャ人)と小泉セツさん(日本人)の身長差です
勘右衛門は変われるのか
2025年後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』は『知られぬ日本の面影』『怪談』などの名作文学を残した小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)さんと、彼を支え、さまざまな怪談を語った妻の小泉セツさんがモデルの物語です。第10週では、「レフカダ・ヘブン(演:トミー・バストウ)」の教え子である松江中学の生徒「小谷春夫(演:下川恭平)」が、主人公「松野トキ(演:高石あかり)」に想いを寄せていることが明らかになっています。
46話で小谷から相談を受けたトキの親友「野津サワ(演:円井わん)」は、48話で松野家の人びとに、彼がトキを好きなことを話してしまいました。気の早い養父「司之介(演:岡部たかし)」や、養祖父「勘右衛門(演:小日向文世)」は、「松野家に(また)跡取りができる」と盛り上がっています。
また、サワから小谷が松江中学に通うエリートで将来有望であることを聞いた勘右衛門は、「ならあとは相手の格しだいじゃが」と発言していました。明治維新から20年以上たっても武家の誇りを捨てられない勘右衛門は、かつて松野家に婿にやってきた鳥取の士族「山根銀二郎(演:寛一郎)」の家系を「格下」とみなし、ひどい言葉も浴びせています。
SNSではそんな勘右衛門に対し、
「ジジイ、まだ格とか言ってやがる」
「お爺はまだ格やらなんやら言うとるんか。そのせいで銀二郎出てったのに反省せんなー」
「小谷は将来有望なエリートやねんから、松野家が格がどうとか婿入りがとか言える立場ちゃうやろがーい」
「おじじ様はこの期に及んでまだ婿養子を望んでいるのかな?もし小谷くんと上手くいったとして格がどうのじゃなく、おトキちゃんをお嫁に出したら良いんじゃないのかな?」
「お爺よ、格とか言うてる場合か。大借金超貧乏元武士の家で離婚歴ありの年上おトキなんて小谷家からノーサンキューされる立場やぞ? しかも婿入りて」
「借金まみれで貧乏長屋に住んでる没落士族がいちいち『格』とか気にすんなよ」
「まだ格とか言ってるんか爺さん、そういうあんたの恋路は格とかあるんか?」
と、ツッコミがあいついでいます。
今後、トキは小谷ではなくヘブンと結婚することが確定していますが、まだ武家の格にこだわる勘右衛門が、「ペリー」と呼んで敵視している異人との結婚を認めるのか、要注目です。
※高石あかりさんの「高」は正式には「はしごだか」
