最新エンタメ情報が満載! Merkystyle マーキースタイル
クリッパーズがポールとの契約を突如解除。遠征先で宣告、今季限りで引退予定の名司令塔の未来は<DUNKSHOOT>

クリッパーズがポールとの契約を突如解除。遠征先で宣告、今季限りで引退予定の名司令塔の未来は<DUNKSHOOT>

昨オフに2025-26シーズン限りでの引退を示唆していたクリス・ポールは、キャリア21年目を迎える今季、終のチームとして全盛期を過ごしたロサンゼルス・クリッパーズを選んだ。

 そして現地時間11月22日(日本時間23日)、シーズン終了後の引退を正式に表明。このままクリッパーとしてキャリアを終えると思われたが、両者の時間は12月3日、唐突に終わりを告げた。クリッパーズがポールとの契約を解除したのだ。

 クリッパーズは1日からアウェー5連戦の遠征に出ていたが、2日深夜、ポールはチームから帰宅を命じられたことをインスタグラムのストーリーに投稿。遠征先で契約解除を宣告されたようで、翌3日早朝にはチームがその事実を正式に発表。球団社長のローレンス・フランクは『ESPN』を通じて、以下の声明を出した。

「我々はクリスとの契約を解除し、今後彼はチームに所属しない。彼のキャリアの次のステップに協力していくつもりだ。
  クリスはレジェンド・クリッパーであり、歴史的なキャリアを築いた。一点だけ明確にしておきたいのは、チームの不振をクリスのせいにする者は誰もいない。苦戦している理由は多岐にわたるが、現在の成績については私が責任を負う。クリスが球団にもたらした影響に感謝している」

 今季のクリッパーズはカワイ・レナード、ジェームズ・ハーデン、イビツァ・ズバッツら既存戦力に、ブラッドリー・ビール、ジョン・コリンズ、ブルック・ロペス、そしてポールらタレントが加わり、優勝候補の一角として目されていた。

 ところが、蓋を開けてみればウエスタン・カンファレンス13位タイの5勝16敗(勝率23.8%)と大不振。まったく噛み合わず、序盤戦最大の期待外れチームとなっている。

 ポール自身も40歳を迎え衰えが隠せず、平均2.9点をはじめスタッツは軒並みキャリアワースト。11月中旬にはローテーションから外れるなど、苦しい時間を過ごしていた。

 そんな状況下での、今回の解雇劇。“ポイント・ゴッド”としてリーグ史に名を残す稀代のPG(ポイントガード)は、どのチームで現役生活を終えることになるのだろうか。

構成●ダンクシュート編集部

【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
配信元: THE DIGEST

あなたにおすすめ