鈴木亮平が主演を務める人気医療ドラマ「TOKYO MER」の劇場版第3弾が2026年夏に公開される。このたび最新作のタイトルが『TOKYO MER~走る緊急救命室~CAPITAL CRISIS』に決定。あわせて最新ビジュアルと超特報映像が解禁された。
2021年にTBS日曜劇場枠で放送された「TOKYO MER~走る緊急救命室~」。鈴木演じる医師、喜多見幸太は、「待っているだけじゃ、助けられない命がある」という信念のもと、切迫した状況でも常に冷静沈着にメンバーたちを引っ張り、患者のためにどんな苦境にも飛び込んでいった。立てこもり事件、トンネル崩落、爆破テロなど、立ちはだかる大きな壁に果敢に挑む姿は、「新たな形の救命医療ドラマ」として多くの感動を生み、日本中を熱狂の渦に巻き込んだ。
2023年4月には劇場版1作目『TOKYO MER~走る緊急救命室~』が公開され、興行収入45.3億円を記録。さらに今年8月には、沖縄と鹿児島にまたがる離島での医療を担うべく、オペ室搭載の中型車両を乗せたフェリーで移動する、新たなチーム=「南海MER」の姿を映す第2作『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』が公開された。未曽有の大噴火によって島に取り残された住民を救うミッションのなかで、MERメンバーはもちろん、島の漁師たちや行政官など、名もなき市井の人々が危機に立ち向かった。この「誰かのために一歩踏みだす勇気を持てる人は、誰もがヒーロー」というテーマが多くの観客の心を震わせ、前作を大きく越える興行収入52.6億円の大ヒット。そして、「南海ミッション」公開中に劇場版3作目の制作が発表されると、SNSでは続編に期待するコメントがあふれた。
待望の最新作のタイトルは、劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~CAPITAL CRISIS』となり、いよいよクライマックスに突入。劇場版1作目は横浜、2作目は沖縄、鹿児島でのミッションに挑んできたMERメンバーたち。次なる舞台は、MERの原点ともいえる“東京”。タイトルどおり、危機的状況に陥った首都、東京を舞台に、シリーズ史上最大にして最後の戦いに挑むMERの姿を描く。
解禁された最新のスーパーティザービジュアルと、緊迫の超特報では、仲里依紗、要潤、石田ゆり子の出演が明らかに。そして、喜多見の息子、晶太の姿も。最新ビジュアルの険しい表情を見せる喜多見の背景に広がるのは、首都、東京の夜景で、MER史上最大のミッションを予感させる。
また、超特報も解禁。「東京、壊滅―」という衝撃的な文字と共に、大災害によって首都全域に被害が及ぶ様子が描かれ、喜多見、音羽や赤塚都知事(石田)、ハイパーレスキュー隊隊長の千住(要)、そして幼い息子の身を案じる千晶(仲)の姿が。「東京は負けません!」という赤塚の力強い決意のとおり、首都を襲う危機を死者ゼロで乗り越えることができるのか。シリーズ集大成となる本作は2026年夏に公開されるので、ぜひ、期待してお待ちいただきたい。
■<キャスト、スタッフコメント>
●鈴木亮平(喜多見幸太役)
「『CAPITAL CRISIS』は、MER最後の戦いです。キャピタルの名の通り、今回は東京で有事が起こり、再びチームが一丸となって命の現場へ向かいます。赤塚知事はもちろん、前作には登場しなかった高輪先生、千住さんも帰ってきます。そしてなんと! 喜多見夫婦の愛する息子、喜多見晶太も新たに登場します。最後のMERが描く人と人の絆、メンバーたちの活躍に、いままで以上に胸を熱くしていただけるはずです。続編を待ってくれているみなさまに、全身全霊で臨んだMERシリーズの集大成をお届けします。どうぞご期待ください」
●高橋正尚(プロデューサー)
「ドラマ放送から早5年。スタッフ、キャスト、そしてファンのみなさまの熱い思いが一つになって、たくさんの方々に勇気を感じてもらえる作品に育てていただきました。次作はまさに集大成。例によって、冒頭からラストまでとんでもないピンチの連続です。初登場となる喜多見の息子、晶太くん、とんでもなく可愛いです。亮平さんはじめキャストの皆さん、全員とんでもなくかっこいいです。ご覧いただくすべての方の期待を上回る、ワクワクと感動をお約束します」
●松木彩(監督)
「今作の企画を伺った際、ついにこの時がきたのか、と思いました。舞台は東京。撮影の規模も悩んだ回数も過去一番だったように思いますが、MERの集大成とも言えるこの物語を撮らせていただけたことに、感謝しかありません。いままで積み重ねてきたものをすべてぶつけたような気持ちです。MERを一緒に応援してきてくださったみなさまに、どうか、見届けていただきたいです」
文/山崎伸子
