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木村拓哉、19年ぶりの山田組の現場は“豊かな時間”「早く帰りたくて終わった日は1日もなかったです」

木村拓哉、19年ぶりの山田組の現場は“豊かな時間”「早く帰りたくて終わった日は1日もなかったです」

木村拓哉
木村拓哉 / 撮影:中山凪桜

木村拓哉が、12月3日に都内で開催された映画「TOKYOタクシー」大ヒット御礼舞台あいさつに、倍賞千恵子、蒼井優、山田洋次監督と共に登場。公開後の反響や、久々に参加した“山田組”の現場について語った。

■「パリタクシー」が原作の山田監督最新作

山田監督の91本目の作品となる本作は、フランス映画「パリタクシー」を原作としたヒューマンドラマ。刻々と変化する東京を舞台に、タクシー運転手と乗客の心の交流を描く。主演の倍賞が85歳のマダム・高野すみれを、木村はすみれを乗せて柴又から神奈川の葉山にある高齢者施設まで送ることになったタクシー運転手・宇佐美浩二を、蒼井はすみれの若かりし頃をそれぞれ演じている。

11月21日に公開を迎え、邦画実写映画として40週ぶりに観客動員数・興収ともに初登場1位の好スタートを切った本作。

普段作品の公開・放送後にそれほど連絡をもらうことは多くないという木村だが、今作の反響を聞かれると「『TOKYOタクシー』に関しては、すごく久しぶりの方からも連絡を頂きます」とした上で、「『ありがとう』という言葉を頂いて、とてもうれしいんですけど、自分たちは監督の下、今回の作品を作らせていただいた側なので、『見てくれてありがとう』って、本当は僕らが声を大にして言いたいことなんですけど、見てくださった方が自分たちに向けて言ってくださる。その『ありがとう』という言葉がすごく印象的です」と話す。

そして、あらためて木村は「『パリタクシー』という元々の作品をご覧になった山田監督が、これを日本版で、東京という場所に置き換えて作りたい、と思ってくれたことから始まって、自分たちの大先輩の皆さんから、僕らよりもっともっと若いジェネレーションの方たちをも笑わせてくれて。感情が動く作品を残し続けてくれた監督が、今回もメガホンをとってくれた。全ての『OK』というものを監督のジャッジ、物差しで作ってくださっているので…」と敬意を表すると、山田監督は照れくさそうに「僕は何もやってませんよ」と謙遜した。

そのやりとりに会場から笑いが起こり、木村は「今、監督の一言に対して客席から笑いが起きるっていうやりとりも含め、監督がこれまで僕らに提示してくれた作品だったり、時間だったり、思い出に対して、その延長にこの『TOKYOタクシー』もある。それに対する『ありがとう』なんじゃないかなと今思いました」と、しみじみと語った。

■木村が思う“山田組”の魅力

また、SNSで事前に募集した質問に登壇者が答える場面もあり、「撮影現場で『さすが山田組は違う!』と感じたセットや監督のこだわりを感じたシーンを教えてください」という質問が。

映画「武士の一分」以来19年ぶりの山田組参加となる木村は、「『時間に追われる』という、その日1日やらなければいけないことって誰しもあると思うんですけど、やるべきこと、やらなきゃいけないことに対する“時間のかけ方”がすごく豊かでした」と述懐。

続けて「一つ一つの作り込み方というか、高級なものを全てそろえたからぜいたく、というのではなく、一つ一つの捉え方、光の当たり方、色の選び方、人の気持ちの形取り方もちゃんと時間を豊かに使って作る、という作業が毎日続いたんです。『今日終わりました。もう帰っていいですよ』となっても、早く帰りたくて終わった日は1日もなかったです。『あっ、今日も終わってしまった』という感じでした」と、山田組で過ごした“豊かな時間”をいとおしそうに振り返った。

映画「TOKYOタクシー」は大ヒット公開中。

◆取材・文=森井夏月(STABLENT)


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