Photo:Sirabee編集部元横浜大洋ホエールズ選手の高木豊氏が2日、自身のYouTubeチャンネルを更新。北海道日本ハムファイターズ復帰が決まった西川遥輝の起用法を語る。
■お手本のような存在に？東北楽天ゴールデンイーグルス、東京ヤクルトスワローズを経て古巣・日本ハムに復帰した西川について「びっくりした」と語る高木氏は、盗塁技術が優れている点を挙げ、「お手本のような役割を期待しているのではないか」と予想する。
その一方で「情で獲得したのなら、俺は失敗すると思う。行くところがないから“もう1回戻ってこい”という形で情をかけたのなら、日本ハムはちょっと心配。勝つためには情に流されてはいけない。来年は勝負の年だから」とも指摘した。
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■新庄監督が上手く使う？高木氏は西川の起用法について「新庄剛志監督は上手く使うんじゃないか。あの性格を見越して、手を打っていく気がする」と予想。
一方で「手を抜くプレーがある」と指摘し、「もったいないよな。2球団を経験して変わっていると信じてる」と苦笑い。
森藤恵美が「最後は日本ハムで骨を埋める気持ちで頑張ってほしいですね」と語ると、「そうだよ。もう行くところはないからな」とエールを送った。
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■2021年にノンテンダーとなる西川は2021年に日本ハムから「ノンテンダー」となり、楽天に移籍。2023年に戦力外通告を受けてヤクルトに入団し、今オフ再び戦力外となった。
通算1,426安打、現役最多の343盗塁、盗塁王4回と実績は十分だが、来年34歳とピークから力が落ちていることや、怠慢プレーをすることもあるほか、万波中正や五十幡亮汰、矢澤宏太、水谷瞬、吉田賢吾、今川優馬など外野手が豊富な日本ハムだけに、獲得を疑問視する声もある。
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■盗塁王4回の実績に期待か一方で盗塁王4回の技術や勝負どころでの打撃、さらには2016年のファイターズの日本一経験者として、指導者的な存在になることを期待するファンもいる。
いずれにしても、一度「ノンテンダー」として事実上の戦力外にした西川をファイターズが再び獲得することは予想外で、驚きだ。
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【今回の動画】高木氏が西川のファイターズ入団に驚き■執筆者プロフィール佐藤俊治。Sirabeeには2015年11月から参画し、月40本程度プロ野球関連記事を執筆中。YouTubeで発信する野球評論家ウォッチャーでもある。野球は高校からメジャーまで年間50か所以上で現地観戦。プロ野球の贔屓チームはなく、どこのチームのファンでもない。「あの選手、あそこに行ったんだ」という目線で見守っている。
（文／Sirabee 編集部・佐藤 俊治）